帰りの船の中でもクジラを見るのに名残り惜しくて、何度も船から海を眺めていたものの、緊張から解放されたのと船の揺れによって次第に眠くなってきた。
乗り物酔い薬が効いてきたのかぁ・・・zzzz
気がついたら、間もなく港に入港するところだった。
時間は5時を優に回っている。実に3時間以上に及ぶホエールウォッチングだったわけだ。
簡単なお別れの挨拶のあと、解散。
その足で、明日のホエールウォッチングツアーの申し込みに出かけた。
受付フロントにて、明日の午前中のホエールウォッチングを頼んだところ、明日は実施できないとの返事が返ってきた。
え!? それってどういう事?
ツアーの申し込み時に、今日が見れなかった時には、翌日の午前中に見に行く予定であるし、今日が見れたとしても場合によっては翌日も見たい場合があるということを伝えてあったのに・・・。
なんでも、ダイビングツアーの団体が入っているので、船がみんなダイビング船になって使われているためにホエールウォッチング用の船が残っていないとのこと。
どうやら、今日の午前中も同様な理由でホエールウォッチングが行われなかったようだ。
本当であれば、今日の午前中に出航し、もしみれなかったら今日の午後に再チャレンジし、それでも見れなかったら明日の午前中に再チャレンジする予定で旅行に来ていたのに、最初から今日の午後にしか船が出る予定がなかったとは・・・。
だから、旅行前に今日の午前中の船は何時に出航になるのか問い合わせても、何時の集合になるのかまだ決まっておりませんという返事しか返ってこなかったのか。
そんなことなら最初から、この2日間の午前中は団体客がいて出航しませんと言ってくれれば、他のサービスを利用していたのに。
結果的には、滞在中に参加可能なホエールウォッチングは1回しかなかったということであり、もしクジラが観察できなかった場合の再チャレンジという無料サービスは、絵にかいた餅であったということだったんだ。
ん〜〜〜。。。
明日、ホエールウォッチングツアーに出られないという事と、出来ない理由が最初からおよそ予想がついていたのに情報提供がなかったという事の二重のショックを受けてしまったのであった。
明日どうしようかな。