やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホエールウォッチング(その23)


念願のクジラの姿が、遠かったけれど見ることができてちょびっと満足。

でも、人間の欲望っていうのは果てしないものでして、もっと大きく見ることができないか、もっと派手なブリーチが見えないかと、ついつい期待してしまうんですね。

というわけで、またしても大海原を血眼になって見渡す羽目に・・・。


しばらくみていると、なんと船の横を黒い物体が横切っていく。

あああ〜〜〜〜、クジラだ。

水深は1〜2メートルというところだろうか。大きい黒い影が前方から近づいてきたと思ったら、水面に少しだけ背中を出しながら、悠々と水中にもぐっていく姿が確認された。

本当に、一瞬の出来事だった。ビデオも用意している暇もなかった。この眼に焼きつけるように、ただ見ているだけしかなかったのである。

クジラの姿が見れたのはそれが最後であった。きっと僕の乗った船にお別れの挨拶をしにきたのであろう。

その後しばらくの間、船はそのあたりの海域を漂ってクジラの出現をまっていたが、時間がきたのだろうか、エンジンを全開にして、もときた港へと帰りはじめたのであった。

結構長い間、海にいたとは思うが、船の上では見えた!見えない〜〜という感じではしゃいでいたので、とても充実した時間を過ごすことができたと思っている。

あわよくば、目の前で巨大なクジラが海面からどど〜〜ん!!!っていう感じで姿を見せてくれたらいいのになぁなんて思ってしまったけれど、初めてのホエールウォッチングということで、一応満足の得る結果となったのであった。

これに気を良くして、ならば明日の午前中にも、もう一度ホエールウォッチングしようかなということにした。どうせ旅館にいても、夕方の定期船に乗船するまでは暇なんだから・・・。