やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホテルデンハーグ

ハウステンボスのホテル一館、今夏にも休館へ』
インターネットのヘッドラインニュースに流れた見出しだ。

なに〜!?休館だと?
園内に5つあるホテルで1館だけ休館させるとなると、ホテルデンハーグしかないだろう・・・。

そう思いながら記事を読み進めると、やはりというか予想は当たっていた。

ニュース本文の概略は次のとおり

 長崎県佐世保市のリゾート施設「ハウステンボス」は、園内に五つあるホテルのうち、デンハーグ(客室数228)を今夏にも休館する方針を固めた。
 HTBの年間入場者数は円高や世界同時不況により韓国人など外国人観光客が激減し、219万人が入場した07年度を大きく下回る200万人前後に落ち込むことが確実となっている。
 デンハーグは、園内にあるアムステルダム(客室数202)と同規模で料金体系も似ているため、集約により経営効率化を図ることにした。

 たしかに、5つあるホテルの中で、アムステルダムデンハーグは料金的には同じで競合しているような感じではあったものの、僕の中ではデンハーグは非常に中途半端な位置づけであるという印象があって、これまでに宿泊した回数はたったの1回だけなのである。

 ホテルデンハーグは、一見するとホテルヨーロッパの流れを取り入れた豪華なホテルという感じがするけれど、ハーバービュークラスまでランクを上げなければ快適な部屋とは言えないのがネックとなっていた。それならば、数々の特典があるホテルヨーロッパのほうに宿泊したほうがいいのではないかということで、これまでデンハーグを敬遠してきたのであった。
 
 また、金銭的にホテルヨーロッパに宿泊できるほどの余裕がなくなってきた2年ほど前からは、同じ安価な料金であれば部屋が広くて使いやすいうえに、園内の中心部にあって利便性が高いアムステルダムのほうを選択するようになってしまい、なかなかデンハーグに宿泊しようという気が起らなかったのである。

 もっとも、デンハーグのレストランやラウンジは何度も利用しているので、今年の夏以降の休館となったときに、これらの施設はどうなってしまうのかがとても心配するところである。

 あわせて、従業員の希望退職者の募集やパートの解雇なども行われるようで、園内のスタッフ不足によるさらなるサービスの低下が顕著になりそうなおそれがあり、ハウステンボスの魅力がだんだんと色あせていくような気がしてならないのである。

 以前から噂されていたこととはいえ、今日のニュースにはびっくりしてしまいました。