やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

地方自治法施行60周年記念貨幣

ちょうど1年前に、「地方自治法施行60周年を記念するため、およそ10年にわたって47都道府県ごとの図柄により記念貨幣を順次発行する」という発表が行われた。

これはすごいプロジェクトである。
なんと47種類の記念硬貨で、テーマは都道府県だ。

本年度に発行される5百円貨幣は、北海道、京都府島根県の3都道府県で、本日、その記念すべき最初の硬貨の引換えが行われた。

貨幣の種類はそれぞれの都道府県毎に、額面が1000円と500円の2種類が発行されているようだ。

1000円のほうは、珍しいカラーコインになっているが、事前申し込み制度の上に、販売価格が1枚6000円と、プレミアム硬貨になっていたことからまったく買う気が起らず、額面通り銀行の窓口で買うことができる500円硬貨を狙ってみた。

百円硬貨には、バイカラー・クラッド貨幣という名前が付けられており、通常の500円硬貨と違って2色の色がついている硬貨になっている。

デザインは、それぞれの都道府県の特徴が描かれているが、裏面は各都道府県で共通となっているようで、地方自治という文字が古銭イメージで表現されたデザインとなっている。

とりあえず本年度は北海道、京都府島根県の3つを手にいれたが、来年度は京都府島根県茨城県奈良県が予定されているとのこと。

地元県の三重県はいつになったら発売されるのだろう。会議資料には、平成26年度の「美し国おこし・三重」の集大成イベントに合わせて発行されるような記述があるけれど・・。その際は、プレミアム硬貨も購入しようかな。全47都道府県の硬貨が貯まったら、大きな日本地図型のパネルに飾ろうかな・・・。

ん? 47×500円=23,500円か。結構な金額のお金が死蔵しちゃうな。

どうもこういう類の限定物とか収集物といったものに非常に興味をそそられてしまう性格で、一度買ってしまうと完全に収集し終わるまで散財を続けてしまうということが、繰り返し行われてきたものである。必要な部分だけを買うということができない性格で、この貨幣の場合は47都道府県揃ってはじめて価値のあるものだと思ってしまうんですよね。

そもそも、全部発行するのに予定では平成28年度までの10年近くかかるんだろ!?
途中で発行中止にならないか心配だな。
それに、道州制が騒がれている時代に、はたして今後すべての都道府県が発行し終わるまでの間、都道府県が存在するのだろうか。

いや、もしかすると発行し終わると同時に、道州制が施行されるのかも。

そしたら、廃藩置県以来の出来事になるかな。そして、47都道府県が揃ったコインは、貴重という理由から価格が高騰するかも。

またまたこれも とらぬ狸の皮算用となるのか・・・。