やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

為替はわからんなぁ・・・

6月下旬に、旅行資金として預かった200万円を1か月間運用するために高金利預金を探してみたところ、なんと1か月で7%を超える利息の預金があることがわかった。

その名も、外貨預金のニュージーランドドル。俗にNZドルと呼ばれているやつであるが、これがいまどき驚異の7.3パーセントの利息がつくのである。

でも、待てよ。この外貨預金。為替がかわるととんでもない原価割れになる曲者。現に、現在ドルを外貨で預金してあるが、購入時は121円。この前は95円近くまで下がってしまい、現在に至っても損したままなのである。どうも、121円以上上がる気配はみせないようだし、金額は大したことがないのでずっと放置したままだ。

でも、今回は預かり金の200万円。しかも8月下旬にはクレジット清算のために現金化が必須となっているお金だ。失敗は許されないし、ドル預金のようにいつまでも放置していくこともできないのである。

ネットでいろいろと調べたら、ニュージーランドよりも資源があるオーストラリア(俗にいう豪ドル)の為替のほうが円安基調で推移しそうだとのこと。
外貨預金の利息を調べてみると6パーセントちょっと。ニュージーランドと比べると確かに1パーセント程度少ないが、為替がしっかりしているのであればリスクは少ないかもしれない。

そこで、手数料を加えて1豪ドル=103円ちょっとで200万円分購入。19500豪ドルに少し足らない金額を手にすることができた。

このまますぐに売っても手数料分だけ損するので、2万円近く少ない金額しか手にすることができないのである。
しかし!! 1か月後には利息の100豪ドル少々が加わるので、為替が同じでも10000円は回収することができるのである。

それに加えて、為替差益が期待でき、1円の円安ごとに1万円づつ収入が増えるという計算だ。

果たしてその結果は。。。

購入時に1豪ドル102.5円だった為替は、期待どおり円安にふれ、1か月たたないうちに1豪ドル104円を突破!!
あと少しで、1か月定期の満期を迎える。このままいけば、利息+為替差益で30000円の利益が出そうである。

ところが、満期日の直前にいきなり1豪ドル103円まで急落。満期日には買値とほぼ一緒の為替になってしまった。
これでは、手数料分だけ損をしてしまうので、もう少し持って様子を見ることに。

これがあだになってしまった。
7月末には1日で1円も円高になって、あれよあれよと1週間たたないうちに100円割れに。

このときに円に換えればよかったのだが、ニュースをみていると、100円割れたというので格安に思ったひとが豪ドルを買っているという。みてみると、豪ドルがまた上昇しているではないですか。

このまま103円までなってくれたら・・・

もう1週間様子みることにした。


その予想は見事に裏切られ、この1週間も豪ドルはどんどん価値を下げていって、ついに98円も割ってしまった。

もう、限界である。このまま持っていても上がる気がしないので、本日、円に換えました。

手元に戻ってきたお金は、190万ちょっと。

う〜〜ん、株ほどではないけれど、為替でも1か月で10万円消えちゃったよ。

豪ドルの現在値は1豪ドル=97.95円。

僕が豪ドルを手放したことで、この為替、はたしてどちらに動くでしょうね。

イムリミットだった8月22日まで保持したほうがよかったかな!?