やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

日帰りバス旅行

高山市の酒屋


10月の3連休の初日。日帰りバスツアーに参加してきました。
行き先は、岐阜県高山市と大野郡白川村。
朝市で有名な高山市の散策と世界文化遺産にも登録されている白川郷です。

9月の3連休は台風に遭遇したハウステンボス旅行だったため、次こそは快晴のもとに散策を楽しむぞ!と意気込んで申し込みました。

旅行当日の朝。見事なまでの晴れ空!いや〜、実に気持ちがいいもんですね。

バスに乗り込んで、一路高山市へ。これから長い長いバスの旅です。
しかし・・・、あまりにも良い天気だったから、ついつい傘を持っていくのをためらってしまったのが運の尽きだったんですね。

高速道路をひたすら北に向かって進み、岐阜県へ。ところが途中から青空がだんだんとなくなっていき、燦々と輝いていた太陽も消え、空全体に厚い雲がかかってきてしまいました。

これはもしや・・・。

ポツポツと、バスの窓に雨滴が当たってきました。高速道路の路面も濡れてきました。
『まあ、長い道中のことですから、雨の降っている地域もあるわなぁ。ノープロブレム。現地で晴れていればええんやさかいな。』
そうは思ってみたものの、やはり不安でした。

高山市到着。どうやら雨は降っていないもよう。傘も必要なさそうです。

飛騨牛のすき焼きを老舗の食事処で食べました。う〜〜ん、美味い。本当はステーキも食べたかったのですが、バスの中で間食のしすぎて、もうこれ以上は胃袋に納めることができませんでした。ステーキも好物だっただけに、ちょっともったいなかった。

昼食後は、1時間ほどの高山市散策。バスの駐車場から出て、高山市政記念館という、明治28年から昭和43年まで使用された町役場・市役所の建物に入場しました。なんとここは入場無料です。

議会を見たり、市役所の備品を見たりして楽しんでいると、散策時間がそれほどないことに気づきました。

続いて、高山陣屋へ。
ところが、空からポツリポツリだった雨が次第にまとまって落ちてくるようになり、ちょっと傘無しではつらいかなぁと。ここへきて、今更ながら傘を買うわけにはいかず、傘を持たずにバスに乗ってしまったことを後悔。

雨に濡れながら、高山陣屋前まできました。ここは、江戸から代官や郡代がきて、役所をおき飛騨の政治をとった場所です。見学するにはお金がかかります。なので、外から見ただけで終了。^^

つづいて、一之町、二之町、三之町といった古い街並みをみるべく移動します。このあたりはさすがに観光客でごった返していて、前に進むにも一苦労といったところです。秋の3連休の高山は、やはり大混雑です。

溜まりせんべいを買っているうちに、あっという間に集合時間です。急いでバスに戻って次の観光地へ。

合掌造り集落として有名な白川郷に到着。これまで何度も訪れた場所ではあったのですが、実は世界文化遺産に登録されてから、この白川郷を訪れるのは初めてだったのです。

いつの間にか集落から川を挟んで反対側に大きな駐車場が出来ており、「昔はこんな橋ってなかったのになぁ・・・」なんて思いながら、そこから橋を渡って集落に入りました。

白川郷では、和田家の合掌造りが国指定重要文化財となっていて有名ですが、今回は見学時間が少なかったので、駐車場の近くにあった明善寺郷土資料館に入館しました。ここは、お寺を見学した後、合掌造りの屋根裏?まで登りながらいろんな昔の道具などを見学し、最後には囲炉裏を囲んで住職さんの話を聞くことができます。これで、たったの300円。なかなかお値打ちではないですか。

気が付けばバスへの集合時間が迫ってきてます。まだまだ、お土産も買っていない。

雨の降る中、郷土資料館を後にして、駐車場の方向へと戻って歩きました。
もう、何ヶ月もしないうちに、この雨も雪へとかわり、この集落は深い雪に埋もれてしまい長い冬がやってくるんだろうな。。。

まだ、冬の白川郷というものを体験したことはありませんが、いつかきっとこの目でその素晴らしい景色を確かめてやろうと思っています。

また、今回も雨だったか・・・。