やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 日立グループ館について

日立パビリオン



Nature Contact 日立グループ館は、おそらく民間パビリオンの中でも超人気パビリオンの一つであろう。その証拠に、いつも長蛇の列であり、またインターネットでの事前予約でも早い時間にすべて埋まってしまっている。
僕自身、万博が始まる前からこのパビリオンに注目をしており、実際に行ってみてなかなか楽しいパビリオンだなぁと感心し、何度も見たいとは思っているが、いかんせん超人気パビリオンが故に、未だに2回しか訪れていないのである。

このパビリオンは大きく分けて2部構成という形をとっており、最初は絶滅の危機に瀕した動物たちの図鑑を見るようなエリア、そして次はユビキタス・エンターテイメント・ライドに乗ってバーチャルな世界を体験する仕掛けとなっている。

ここのパビリオンの特筆すべきことは、入場券をフルに活用している点である。内蔵されたICチップの番号を利用して、ライドに乗ったときにその人だけの画面が出てくるのである。気づかないうちに、あたかも自分のためにライドが動いているような錯覚を受けるのが特徴だと言えよう。

その仕組みをちょっとだけ紹介すると・・・

まず最初に館内に案内されると受付ブースがいくつか設けられており、そのブースにおいて、写真を撮ってもらい自分の名前を登録してもらう。このとき入場チケットが必要になるので、用意しておこう。なお、日立パビリオンの飼育ソフトを楽しんでいる人は、このときにバーコードを印刷した紙を渡すことになる。

次に、なにやらゲーム機かポータブルDVDプレーヤーのような物を渡される。これは、展示ブースで使う機械で、ポールにある感知器に近づけると、図鑑に早変わりする機械であり、静止画だけでなく動画も楽しめるようになっている。

絶滅の危機に瀕した動物たちがポールとしていくつか展示されており、来場者はそれらを見ていくことになるが、順番にひとつひとつ全部を見ようとすると20分程度はかかるのではないだろうか。そのため、アナウンスされているように、自分の気に入った動物のみを選んで見ていっても構わないのである。
順場に人の後ろについていかなくても、順番を抜かして見ていっても一向に構わないらしい。でも、なぜがみんな一つ一つ見ている人が多いのである。せっかく長時間並んだのだから、全部みたいという心理なのだろうか!?

この展示エリアが終わると、機器を返却し、いよいよライドへの搭乗が待っている。
ライドは左右2名ずつ、4名が一度に乗車できる。一人の場合は、混雑している時には相席になるようだ。乗車前には、また入場券が必要になるので、用意しておこう。

ライドに乗ると、スコープをかけ、手にバンドを取り付ける。

スタートするといきなり。。。。。

おっと、これ以上はネタバレになるので、実際に現地にいってからのお楽しみ!!。


ちなみに、自分が育てた動物は、このライドに乗っているときに遭遇できます。育てた期間が長ければ長いほど、愛着がわいて来ます。名前がちゃんと表示されるので、一目でわかります。実際僕が育てたタイマイを見たときには、嬉しくなりました。

ライドを降りると、またまた入場券を使って先ほどのシーンを呼び出してみることができる。チャンスは2回。さあ、どんな感じで映っているのかお楽しみに。

そして、おまけというか。。。ここが面白いところなのだが、家に帰ってからでもインターネットを使って自分の写真を見ることができるのです。なかなか凝っているパビリオンです。

あ、そうそう、ライドの途中で絶滅しそうな生き物4つの中から好きなのを選んで、手の上にのっけて見ることができます。
1回目は蝶を選びましたが、この前はサイを選んでみました。

あの大きなサイが手のひらにのっかっているんですから、なかなか面白いです。そして特筆すべきことは、手を動かすとサイも手にくっついたまま動きますから、手を傾けていくとサイを裏返して腹を見たりすこともできます。そのときの、サイの仕草がまた可愛らしいです。ひっくり返していくとイヤイヤをしながら啼きます。もとに戻すとおとなしくなりますが、また傾けていくと啼きだします。 ^^;

ちなみに蝶でも同じことをしましたが、なぜか鳴きませんでした。(笑)

4種類の生き物全てを見たいから、最低でも4回入場したいパビリオンです。

なお、見学所要時間ですが、入場してから出てくるまでに30分から50分といったところですね。

最初に日立パビリオンに入ったときは、ゆっくりとみていたことと、開幕直後でアテンダントも慣れていなかったということもあり1時間近くかかりましたが、2回目は絶滅危惧動物の展示ゾーンを少し省略して回ったため、35分くらいで外にでることができました。

館内に入場後は、自分の名前を登録するのに少し並ぶのと、ライドに乗車する前に少し並ぶことがあります。ライドに乗車しているのは10分程度です。絶滅危惧動物図鑑を楽しむコーナーは、何も見なければ2〜3分で通過できます。


いずれにしても、万博らしい魅力あるパビリオンだと思いました。


公式入場者数:60,406人(5月6日22:00最終) / 総入場者数3,336,342人


かろうじて6万人台をキープしたという感じ。雨だったので早く帰る人も多く、夕方遅くまで場内に残っていた人にとっては、ずいぶん寂しい入場者数に思えたのではないでしょうか。こういう日こそ、外国館を巡るチャンスなんだけどな。。。
30日と3日の一番混んでいる日に行くのをやめて、昨日と今日の二日間に行けば良かった。悔やまれるぜ。。。

さて、10日間で120万人の達成が可能かどうか、検証してみよう。
今日までの8日間での来場者数は、830,414人。
残り2日間で369,586人が入場すれば達成できるが、まず難しいでしょう。
1日平均185,000人は、いまの時期、ちょっときついでしょう。
明日、明後日は、昨日今日のぶり返しで多くの入場者が見込まれるものの、よく入ったとしても13万人程度かなぁ。