３月２５日に開幕した愛・地球博。今日で一月が経過しました。昨日、過去最高の入場者を記録しましたが、今日も歴代２位となる１０万人以上の人出を記録してしまいました。
たいてい僕が行くときは、入場者数が少ないのに、今日は多かったです。
さて、昨日からはじまった愛知県ウィーク。その目玉ともいえるのが、「あいち山車・からくり総揃え」と題した催し物です。
日本広場にずらり勢揃いした山車は、見ていて圧巻としか言いようがなかったです。過去にこれだけの山車が勢揃いしたことがあったのでしょうか？恐らく、愛知県で万博が開催されなかったら実現できなかったことではないかと推測します。
夜になると提灯に明かりが灯され、本当に幻想的かつ日本的風情がそこに漂っていました。
山車へのこだわりも相当あるようで、からくりもすごかったですが、山車に使われている木材の彫刻も間近で見ていると目を見張るものがありました。お話しを伺ったところ、一本４０００万円近くする木材を使って修繕をしたとのこと。山車の維持費もバカにならないようで、地区の方々の寄付で維持しているとのことでした。
できれば、ずっと後世に残していってほしい文化だとは思うのですが、人と金の問題が常につきまとい、ともすれば消えゆく運命にさらされているといっても過言ではないでしょう。
愛知県半田市では、５年に一度、３０台余りの山車が揃う祭りがあるとのことなので、機会があれば是非見てみたいと思いながら帰路につきました。
今日の万博の成果。それは、祭りの山車の再認識の一言につきるでしょう。
公式入場者数：107,468人(4月24日21:30 最終) / 総入場者数2,171,649人
