２時を少し回ってから全日空ホテルを出発したクルーザーは、２時１５分過ぎにユトレヒトの桟橋の一番奥に接岸。当初の計画では、１３時３０分からのもちつきを見学する予定であったのだが、大幅に予定オーバー。このあと２時３０分から行われる、パフォーマンスショーを見るため、アレキサンダー広場へと向かう。
ステージの前の椅子席はもう人がいっぱいで、立ち見となった。しばらくすると、ものすごい足の長い人が出てきて、ステージをじっと見ている客の後ろからちょっかいを出しだした。竹馬のような感じでとても足のながいパフォーマーは、バランスを崩すことなく人混みの中を縫うように歩いている。その速度は結構速い。それもそのはず、一歩が数メートルもあるのだから・・・。
同様に、足の長いアコーディオン弾きが登場。いつもの人である。見慣れた人なので、ついつい応援したくなる。足が長くなっても、以前と変わりない演奏をしている。たいしたものである。
つぎに、大車輪につかまってバランス良く転がるパフォーマンスを行っていた。１５分ほどこういったパフォーマンスショーを楽しんでいたら、いつの間にかピクチャーサービスになっていた。あれれ、パフォーマンスショーはもう終わりなの？？
パフォーマー達は、観客の求めで写真撮影に応じている。どうやら、これ以上のショーは期待できそうにない。やや物足りなさを感じながら、広場をあとにした。
残念ながら、パフォーマンスショーを見たのはこれが最初で最後だったので、ほかにどういうパフォーマンスがあったのかは知らない。
でも、１５分ほどで終わるのであれば、それほど無理をしてまで見たいとは思わなかったのも事実である。以前行われていた、トワイライトショーのほうが、まだ面白みがあったのではないかと思った。
