● 地元民からさえすっかり忘れ去られていた大黒屋光太夫の名を全国に広めてくれたゴルバチョフ元大統領には深い愛を感じる。
大黒屋光太夫が地元民からすっかり忘れ去られていたというわけではないと思うが・・・。
また、地元っていうわけではないので、全国にどれくらい名前が知れ渡ったのかも知るよしもないし。
というわけで、悪いけれどゴルバチョフ元大統領には深い愛を感じません!!
● それなのに、ちゃっかり「光太夫饅頭」を作るあたりは抜け目がないと思う。
ちょっと設問の意味が不明であるが、『それなのに、ちゃっかり』ときているから、おそらく『すっかり忘れ去られていた人物なのに、有名になったとたん光太夫饅頭を作り出して売るあたりは抜け目がないと思う』という解釈で間違いないだろうか?
まあ、抜け目がないというか、おそらく観光客がそれを求めているんでしょう、きっと。
観光客も大黒屋光太夫を訪ねて三重まできたものの、大黒屋光太夫に関する土産がないと、せっかく地元にもどっても話のネタがない。そこで仕方なく、この光太夫饅頭でもあれば、これをきっかけとして地元の友人に自慢話ができる・・ということなんでしょう。
ディズニーランドにやってきても、まったくディズニーに関する土産がなく、千葉県のピーナッツしかなかったら、はるばる遠くからディズニーにやってきたのに、家に帰ってから行ってきたというのを証明できるものもなく、自慢話するきっかけにもならないというのであれば寂しいでしょう。だから、やはりその観光地の土産は必要なのでしょうね。 ^^