やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

年賀状の減少と寂しさ、そして「残り物には福がある」2等賞品の行方は?

年賀状

 「年賀状、出してますか?」

 私は毎年欠かさず出しています。「います」って、現在進行形となっているのがミソで、近年私のもとにも「年賀状じまい」と呼ばれる年賀状が届くようになってきました。人によって、翌年以降の年賀状を辞退する理由は様々だと思いますが、「今年を最後にします」といった一言が書かれていると、寂しい気持ちになってしまいます。

 そういう世相を反映してなのか、日本郵便が昨年夏に発表した年賀はがきの当初発行枚数は14億4000万枚で、15年連続で減り続けています。ちなみにこれまでの最高発行枚数は2003年の44億6000万枚だったので、その1/3まで減った計算になります。

 実は私も、相手が亡くなったり、年賀状での挨拶を辞められる方が増える一方で、虚礼廃止の流れで年賀状のやり取りがなくなったり、個人情報保護の観点から新たに年賀状のやりとりを始めるきっかけがなくなったことで、年賀状を出す枚数も毎年減り続けています。

 そうなるとどうなるのか。

 小学生の頃から毎年楽しみにしていた、お年玉付年賀はがきの当せん確率が悪くなっちゃうんです。

 

 今日は、郵便局の近くまで用事があったので、当せんしているハガキがあれば引き換えてこようと、当せん番号の書かれた紙をみながら、手元にある年賀はがきを入念にチェックしました。

 ところが、100枚の年賀はがきがあれば、確率的にはお年玉切手シートが3枚当たるはずなのですが、なんと今年に限ってゼロ枚でした。そんな・・・

 で、思い出したのが、出していない新品の年賀ハガキ。毎年、出していなかった人から年賀状が届いてもすぐに対応できるよう、若干余分に購入しているのです。

 「もしかすると、それが当たっているかも」なんて思いながら、引き出しから年賀はがきを取り出しました。

取り出した新品の年賀はがき

 下4ケタを見ると、なんと『1877』じゃないですか!!

今年の年賀はがきの当せん番号の2等は、『1879』

 

 この袋の年賀ハガキは10枚入りなので、『1870』~『1879』の番号のハガキが入っていたことになります。

 ドキドキしながら、封を開けて次のハガキを見ました。

当然、次のハガキの番号は「1878」

 あと1枚。あと1枚。

 2等賞品の『ふるさと小包』まであと1枚。「残り物には福がある」とはよく言ったものです。この2等賞品は1万枚に1枚しか当たらないものなんですから。

 あと1枚。あと1枚・・・

 しかし、何度見直しても、袋の中にはこの2枚のハガキしか残ってません。

 

 「普通は、前から順番に使うだろ!!」と、自分に突っ込みを入れたくなりました。

 

 何の気まぐれだったのか知らないけど、私は2等が当たる運命を持ったハガキだとつゆ知らず、無意識のうちに袋の後側から取り出して使ってたんですね・・・。

 かくして、毎年楽しみにしていた年賀ハガキの抽選会は、1枚も当せんすることなく終わったのでした。