これまで定額制の音楽配信サービスを何社か契約していたが、退職を機に固定費の削減に取り組んだことで「Amazon Music Unlimited」を解約している。あと、「YouTube Music」も契約しているが、僕の音楽の聞き方としては流し聴きが多いので、これまでほとんど利用していなかったのが実情だ。
ほとんど利用していないのに、毎月会費を払っているのはなぜかって?
それは、当時、グーグルミュージックの初期加入特典として、『ずっと月額780円』という謳い文句に乗せられて契約し、これまで使ってきているだけに、この特典を手放すのがもったいなくてなかなか解約できないのである。
そう、特典を手放すのがもったいないというそれだけの理由だ。
そんな変な理由て惰性で続けているのが他にもあるな。
社会人になって初めて持ったクレジットカード。学校でたての新入社員で信用なんてないはずなのに、ちゃんと発行してもらえました。で、当時は年会費として保険料を払うのが当たり前だったので、今でも毎年年会費を支払ってますが、使用実績はありません。
なぜなら、ポイント効率の良い他のカードを使っているからです。
でも、最初に持ったプロパーのJCBカードというだけで、今でも解約せずに毎年せっせと年会費を払ってます。
あと、創刊号から買っている雑誌とか。
年間購読で自宅に送られてくるのですが、袋から出さずにそのまま本棚へ。読まないのにずっと購読しているって変ですよね。さすがにこれは、見直ししてやめましたよ。
やめても多分困らないだろうというものでも、思い入れがあるとなかなかやめられないものです。物が捨てられない性分なので、きっと一度契約してしまうと解約できないのでしょう。
話が横道にそれてしまったが、本題に戻そう。
今回、「YouTube Music Premium 個人プランの料金改定について」のお知らせをいただいた。
『皆様にご満足いただけるサービスと機能を引き続きお届けするべく、このたびMusic Premium の料金を月額 ¥1,080 に改定することになりました。』とあるが、特段機能が追加されたわけでもないし、曲数やチャンネルが大幅に増えたわけでもなく、音質が高音質になったわけでもない。でもなぜか値上げだ。
『Music Premium を長期にわたりご利用いただいているメンバー様には、現在、新規ご加入者よりも割安な料金が設定されています。ご利用中のプランも値上げの影響を受けます。』とある。
ということは、現在780円という他の人よりも安い料金プランだったのが、同じ料金プランになってしまうってことだ。
これって、特典が消滅したってことだよな。
もはや、継続している大義名分が無くなってしまった。
こりゃ、解約だな。