今朝の新聞の番組欄を見ていて、NHKの「日本最強の城スペシャル」第12弾において、松江市にある松江城が紹介されることを知った。
松江城と言えば国宝の天守を持つ城で、しかも現存天守１２城の中の一つである。
ちなみに現存天守１２城というのは、一般的に見学できる日本のお城は、２００城程度ありますが、そのうち江戸時代以前からの天守が現存しているのはたったの１２城しか残されていないとのことです。
今まで全国各地にあるいろんな城を見てきましたが、残念ながらまだ１２城すべての天守に登閣していません。昔の旅行で近くまでいっておきながら、１２城のうちの一つという貴重な城という認識がなかったことで見学しなかった城もあり、退職を機に改めてまだ登閣していない城を攻めていこうと誓った次第です。
その筆頭にあがったのが松江城でした。１１月の山陰旅行の計画時にこの松江城をスケジュールに入れて行ってきました。
ちなみに、最上階には平成27年7月8日付で、当時の下村文部科学大臣による国宝指定書の写しが展示されていました。松江城天守は城郭建築としては63年ぶりに国宝指定されたそうです。（７年前なので、割と最近だな。。。）
NHKの番組でも紹介されていましたが、この松江城の堀をぐるりと船で巡る「堀川めぐり」というのも今回の旅行で雨降りの合間を縫って体験してきました。
平日に行きましたが、わりと頻繁に船は出ているようで、１５分も待たないうちに乗ることができました。一周およそ５０分間の乗船時間。途中の乗場でも下船できるようです。料金は大人1500円。割引券があったので1300円でした。間もなく12月になるという季節でしたので、冬の風物詩の「こたつ船」でしたので、寒くはありませんでした。
この堀川遊覧船、テレビでも紹介されていましたが、途中、低い橋の下を通るときに屋根が下がる仕組みになっていて、ちょっとしたアトラクションみたいって紹介されていました。低い橋は全部で４か所ありましたが、『願いが叶う橋』はありませんでした。また、船頭さんは操船しながら松江の街を紹介したり、よく響く橋の下では「サンタルチア」ではなく民謡を歌ってくれました。また、今回は船同士がすれ違うシーンに巡り合いませんでしたが、おそらく『チャオ！』の挨拶は期待できないと思います。
NHKテレビでは松江城を中心に少ししか放送していませんでしたが、松江市には松江城や堀川遊覧船以外にも楽しめるエリアがたくさんあります。今回の旅行では生憎の雨降りで行動が制限されてしまったのが残念だったのですが、まる１日観光しても足らないくらい魅力的な場所でした。
