Windows7パソコンで作成したXPSファイルが、新しいWindows10パソコンで開くことができず、焦った。。。
昔、プリンターが上手く接続されていなくて印刷できなかった時に、プリンタ名を『Microsoft XPS Document Writer』に変更してプリンタ出力したことがあった。
この時に作成した拡張子がXPSとなっているファイルを新しいパソコンで開こうとしたができずに悩んだので、忘れないうちに解消方法を記録しておこう。
いつの日か役に立つかもしれない。
対処手順
ただ単に、新しいWindows10パソコンにXPSビューワーがインストールされていないだけなので、このソフトウェアをインストールすれば閲覧できるようになるのである!
さて、そのインストール方法とは。
これまた簡単。
左下のウインドウズロゴマークを右クリックして「設定」⇒「アプリ」⇒「アプリと機能」⇒「オプション機能」⇒「+機能の追加」まで次々にクリックして選んでいき、一覧の中から『XPS Viewer』をクリックしてインストールボタンを押す。
たったのこれだけ。
でも、俺のパソコンでは何度やってもうまくいかなかった。
左下のウインドウズロゴマークを右クリックして「設定」⇒「アプリ」⇒「アプリと機能」⇒「オプション機能の履歴を表示」をクリックしてインストール状況を確認してみると、XPSビューアーはインストールに失敗しましたとなっている。
その表示された履歴をクリックすると、「従量制でないネットワーク接続に変更してみてください。」と書いてあったのでそのとおりにしたけど、結局ダメだった。
で、たどりついたやり方がこれ。
1 左下のウインドウズロゴマークを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
2 「ファイル名を指定して実行」ボックスの名前欄に”mmc”と入力して「OK」をクリック。
3 マイクロソフト管理コンソールが実行されるのだが、その前に、「デバイスに変更を加えることを許可しますか?」というセキュリティ画面が表示されたら「はい」を選択して次に進む。
4 【コンソール1】画面が表示されるので、「ファイル」メニューから「スナップインの追加と削除」を選んでクリック。
5 【スナップインの追加と削除】画面が表示されるので、利用できるスナップインの中から「グループポリシーオブジェクト」を選んで「追加」ボタンをクリック。
6 【グループポリシーウィザードの開始】画面が表示されるので、グループポリシーオブジェクトがローカルコンピュータになっているのを見て、そのまま「完了」をクリック。
7 前の【スナップインの追加と削除】画面に戻るので、「OK」をクリック。
8 【コンソール1】画面が表示されるので、左側のボックスにある、「コンソールルート」フォルダの下にある、「ローカル コンピューター ポリシー」⇒「コンピューターの構成」⇒「管理用テンプレート」⇒「システム」まで次々にクリック。
9 今度は、右画面を見て、下の方に「オプション コンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復のための設定を指定する」をダブルクリックします。
10 【オプション コンポーネントのインストールおよびコンポーネントの修復のための設定を指定する】画面が表示されるので、ラジオボタンの「有効」をクリックしてから、オプション欄に書かれている□Windows Server Update Services(WSUS)の代わりに、Windows Updateから修復コンテンツとオプションの機能を直接ダウンロードするの□の中にレ点を付けて「OK」をクリック。
イメージ的にはこんな感じになる
これで終了。
もう一度XPSビューアーのインストールを実行。
今までと同じで、あまり変化は感じなかったけど、左下のウインドウズロゴマークを右クリックして「設定」⇒「アプリ」⇒「アプリと機能」⇒「オプション機能の履歴を表示」をクリックしてインストール状況を確認してみると、XPSビューアー インストールが正常に完了しましたとなっていた。
この後、必要に応じてXPSファイルとXPSビューアーの関連付けをすればOK。
無事に新しいWindows10パソコンでも、これまでに作成したXPSファイルが見られるようになりました。
やれやれ、なんでWindows10をインストールした新しいパソコンで見られなくなっちゃったんだろうね。。。。
まあ、滅多に使わないファイル形式だったので、今までも見られてなかった事に気が付かなかっただけなのかも。