少し前に「グーグル・アースで地理学習」という本を図書館で借りてきていたのだが、読もう読もうと思っているうちに返却日が迫ってきたので、ざっと目を通してみた。
この本の内容をごくごく簡単にいうと、グーグル・アースというインターネットで提供されるソフトで見ることができる地球上の様々な画像を紹介した本である。地球上の一点は緯度経度で表現できるため、その写真と共に場所も併記されているため、本で写真を眺めるだけでなく自分のパソコンに表示させることも可能なようになっている。
ソフトのダウンロード料は無料。もちろん利用料も無料。（有料オプションもあるが、無料の範囲で十分楽しむことが可能）
必要になるのはある程度高スペックのパソコンとブロードバンド環境、それとほんの少しの『興味』だけ。
パソコン画面に表示された画像を傾けて３次元図のように表示させたり、回転させて見る方向を変えたりすることも自由。さらに、道路をオーバーレイ表示させたり、スポット写真とリンクさせたり等々、グーグル・アースという地図を介していろんな利用方法があるようだ。
早速、ちょっと前に衝動買いして居間に置きっぱなしのパソコンにグーグル・アースをインストールして使ってみた。
最初に見た場所・・・・。
検索画面に「ハウステンボス」と入力して表示させると、ハウステンボス駅周辺の写真が見事に表示されたのだった。 ＾＾
だけど、ハウステンボスの写真にルフティという今は存在しない気球が写っているぞ。それに売却された帆船「咸臨丸」も写ってる。いったいいつのハウステンボスなんだろう。
続いて、東京ディズニーランド。これも見事に表示される。ハウステンボスの時と違って、駐車場に車がたくさん駐まっており、さらにパーク内には人の姿も見られた。ディズニーシーの新しいアトラクションは、まだ影も形もなかった。やはり情報は最新ではない。
さらに、トマムを見てみた。
ん？細かいところまで見られない。シーガイヤも残念ながら詳細写真でなかった。ハウステンボスやディズニーランドは人まで判別できる細かさなのに、これじゃあ施設も判別することは無理だ。
思いつくままに色々と見てみた。
東京タワー、皇居、武道館、靖国神社、中部国際空港、ポートピア、横浜みなとみらい、愛・地球博の会場、沖縄の離島等々。
自分で行ったことのある場所は見ていても楽しい。
日本以外に知っている外国も見てみよう。
とはいうものの唯一知っているのは中国のみ。
早速最近訪れたことのある上海を見てみた。
浦東地域の高層ビル群、外灘地域、博物館のある中心市街地・・・懐かしい風景だ。
でも、バスでぐるぐると回っていただけなので、今ひとつ地理がわからないため、有名な観光地や宿泊したホテルは、空から見ているだけでは見つけることができなかったのである。
ならば、今までに一番多く訪れたことのある場所を空からみることにしよう！！！
ということでやって来ました日本国の三重県。
そう、自分の住んでいるところだったら一番良く知っているし土地勘もあるからいろいろと楽しむことができるはずだ。
上空からみた、家の周りの風景はどんなんだろう。小学校までの道のりはどうかなぁ・・・なんてあれこれ想像しながらズームアップ。
ところが、何も見えない。
ヽ(｡_゜)ノヘッ?
さっきまで三重県の他の場所は綺麗に表示されていたのに、自分の住んでいる地域だけ厚い雲に覆われ、真っ白で何も見ることができないのである。
＿|￣|○ｶﾞｸｰﾘ
グーグル・アースでも雨が降ってやがる・・・。
