目的は、ウォークマンを買うためだ。
ＳＯＮＹのウォークマン製品はカセットテープ時代に一度だけ買ったことがあるだけで、それ以降はＣＤウォークマンとかＭＤウォークマンとかが出ているのは知っていたけれど、他社のＭＰ３プレーヤーを買ったのをきっかけに、ずいぶんと遠ざかっていたんですよね〜。
で、今日の朝刊に他の家電販売店のチラシが入っていて、そこに購入しようとしているウォークマンが掲載されていたのである。数量限定でもないので、広告期間中に行けば買えるようだ。金額は、思っていたよりも安い。
ヤマダ電機でその金額よりも安かったら、買いだな〜って思いながら売り場に行った。
ウォークマンのイヤホンが自分の耳に合うかどうかを確認し、少々耳が痛いけれど、まあ大丈夫かな・・っていう感触を得た。
値段を見ると、新春大特価となっているものの、他店のチラシ価格よりも高い。
ただ、１０パーセントのポイントがあるので、それを引くと同じくらいになるのである。
でも、僕はカードで買うからなぁ・・・。
カードで購入の場合は、８パーセントのポイントになるので、明らかに高くなっちゃうのである。
で、ここで登場したのがヤマダ電機さんが行っている、「安心価格保証」
この「安心価格保証」とは、万が一他店より高い場合は、お気軽に係員にご相談ください。
この他店の価格とは、店頭価格とかチラシ及び新聞広告価格とかイベント価格とかいったもので、対応できない価格として、日替わり商品、限定商品、原価割れ商品はダメみたい。
今回は、他店のチラシに掲載されていた商品は数量限定でもないし、日替わり商品でもなかったので、十分相談できる価格だと思い、近くにいる店員に声をかけてみた。
「あの〜、このウォークマンが欲しいんですが、ポイントは要らないので現金特価でいくらですか？」
『現金特価というのはありません。この値段となります。お支払いするとポイントがつきます。』
「そうですか。でも、他店は値段がもっと安かったですよ。」
『いくらでした？』
おお〜〜〜。いよいよ、聞いてきましたねぇ。
安心価格保証だけあるな〜。
ここで言った他店の値段よりも安くするんだろうか。それとも、他店と横並びかな？
そう考えながら、チラシに出ていた価格をぼかしながら言った。
『当店では、この価格は昨年よりも下げていまして、これ以上の値段は無理です。ポイント還元を考慮すると、他店さんとほぼ一緒になりますね』
だから、それは既にリサーチ済みやねん。カード使うと他店さんとは一緒にならないから、声をかけたのに。
そもそも、ポイント還元っていってるけど、支払金額は他店より１割以上高いやん。
ポイント要らないから、他店価格と一緒にして欲しいっていうのがこちらの希望なのに・・・。
安心価格保証って、なんなんだ？
他店よりも高い金額で販売してるのに、安心価格保証って謳われてもなぁ。。。。。
全然、安心して物が買えないやん。
で、“万が一他店より高い場合は、お気軽に係員にご相談ください。”って謳っているけど、他店の販売金額を聞かれただけやん・・・。
これって、他店の特売金額をお客から聞き出すことが目的なの？
なんだ、『安心価格保証』とは、ヤマダ電機が他店の価格をお客から聞き出して安心するための制度かぁ。
かくして、ウォークマンをヤマダ電機で買おうという当初の目的は達成できず、家電製品ではないお菓子のポテトチップスを購入して店を後にしました。
あしたは、別の家電販売店にでも行こうかな。
