やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ホワイトシンフォニー

ホワイトシンフォニー



ランチを食べたあと店をでると、台風の被害によって倒れた木々の、根本から切り取られてしまった無惨な姿を目にする。
パラディ前の木々達だ。恐らくマリンターミナルから吹き付ける風の通り道で、相当な強風が吹き荒れていたのであろう・・・。

ホテルデンハーグ前を通り、ずっと通行止めだったパレスハウステンボスへの小径を上る。新しく出来た新チャペルのホワイトシンフォニーを見るためだ。

この新チャペルは2006年10月1日からのオープンだったので、この日はまだオープン前。それでも、内覧会をやっているのか、教会の中に入ることはできたのだった。

まず、全体の印象としては小振りだなぁという感じ。行きの船から見たときには大きく感じたのであるが、近くでみてみるとそんなに巨大な建物ではなかったのである。
教会の正面入り口から建物内に入ると、祭壇側は全面ガラス張りの窓を通して目線の高さで水平線が見える。しかも、建物の外はちょっとした池が設けられているのでその池から直接海までつながっているように見え、まるで海の上に建てられている教会といった印象を受ける。教会の外側は、まだ稼働はしていないものの色ライトが仕掛けられた噴水があり、いろんな演出が出来そうな雰囲気だった。

しかし周りを木々に囲まれているとは言え、色といい形といいオランダの街並みを再現したハウステンボスの当初の構想からは大きく外れている建物なのではないだろうかと思う。結婚式の会場としてはこれくらいの清楚さやデザインの奇抜さといったインパクトが欲しいとは思うものの、なぜこのチャペルがハウステンボスに存在するのか?と問われると・・・。

ロケーション的にはチャペルの前からは海が見えるだけなので、あえてハウステンボス内に存在する意味があるのかというのが正直な感想である。