やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 入り口がわかりづらいパビリオン(その2)

愛知県館



前回、中部千年共生村の入り口のことについて書きましたが、今日はその第2弾です。

実は、その隣にある愛知県館も入り口がわかりづらいのです。

愛知県館はおおきく3つのゾーンに分かれていて、一つは催事空間であるあいち・おまつり広場、もう一つはグローバルループ上にあるからくり人形が入った提灯(正式にはウェルカムモニュメントの「踊る指南鉄塔」というらしい)、そして最後のひとつが、「地球タイヘン大講演会」のステージショーが行われている本館です。

愛知県館として事前予約ができますが、この「地球タイヘン大講演会」の事になります。

実は、内覧会の時に「地球タイヘン大講演会」と書かれたプラカードを持った人が、入り口はこちらですと愛知県館の周りに立って呼び込みをしていたのです。ちょうど、サツキとメイの家に向かう道の途中にあり、その時ぼくはサツキとメイの家を目当てに走っている時だったので、内覧会だから特別に何か講演会でも開かれているのなかぁとくらいにしか考えていませんでした。

ところが、開幕日の夕方にサツキとメイの家を見終わって道をあるいていると、また同じようなプラカードを持った人がいるではありませんか。

その人が、今なら待ち時間ゼロで見れます。どうですか?と声をかけてきました。

講演会か。。。まぁ、次に何かをする予定もなかったため、待ち時間ゼロというのに引かれて入ってみることにしました。

入り口を入ると、すぐに扉を閉められてしまいました。つまり最後の客だったわけですが、暗い場内はかなり広く、一度に沢山の人達が入場できるパビリオンです。

しかし!!! ほとんど客がいないじゃないですか〜。場内に設置された椅子には空席ばかり。かえってどこに座ろうか悩むほど空いていました。


ほどなくして、舞台のそでには演台が置かれており、アテンダントの講師紹介がはじまりました。この時、あぁ、講演会だから人気ないのか。。と初めて気がつきました。

江古野守博士という人がでてきて、自然環境の話をし始めました。

場内は暗いですので、折角だから講演中の20分間、ここで寝ようかなぁなんて考えていたら、早くもどこかで寝ている人がいるではありませんか。しまった。。。先を越されてしまった。

まぁ、ここからが面白かったですね。この講演会。

この講演会、1日に20回程度実施されているとのこと。会期中に3300回以上、つまり、主要メンバー3人が一人1000回以上を目標に、講演をしてしまおうというのだからたいしたものです。

実は翌日ももう一度見に行ったのです。前日と台詞が少し変わってました。演じる人が違ったのか、アドリブで言ったのかわかりませんでしたが。。。。

1000回も同じ講演会をしていると、最初の頃と最後の頃とは違ったものになってくるだろうと思います。

なぜかって!? それは、演出を人間が行っているからですよ。

ほかの映像系パビリオンでは、開幕日に入っても、最終日に入っても同じ内容の映像であり、差違は感じられないでしょう。回を重ねることに映像の内容が変わるとか伝え方が変わっていくというのは機械には出来ないことですから。
しかし、生身の人間が行う講演会であれば、おそらく185日間という会期中の中で少しずつ変わっていき、最終日で行う講演会は開幕日に行った講演会とは全然印象が違う演出になっているのではないだろうかと密かに期待しているんです。

そういう意味では、誘われて何気なく入ったパビリオンだとは言え、開幕初日にいいところに入ったなぁと自己満足をしております。

愛知県館、なかなかすごいものを出したなぁと関心しております。

インターネットの事前予約でも、この愛知県館だけはGW期間中であったとしても埋まる日がないくらい不人気パビリオンとして君臨しているかのように見えますが、それは20回ほどの講演会がおこなれており、しかも会場内には沢山の人が入場できるからであって、決して内容が悪いわけではないと思います。

もし、近くを通りかかったとき、大講演会の文字が目に入ったら、入場を考えてみてはいかがでしょうか。

なお、入り口はタイヘンわかりにくくなっておりまして、プラカードを持った人がいない場合は、おまつり広場のステージに向かって左手側が入場口になっておりますので、自分で探して行ってみてください。

また、このブログを読んで今後行ってみようという方が殺到する恐れがあります。日毎人気がでてくるかと思いますので、くれぐれも期間中お早めに入場されることをお勧めします。



公式入場者数:74,714人(4月15日21:30 最終) / 総入場者数1,375,195人

おお、毎日増えていっている・・・。