えーーーーー! そんなにも有名だったんだ、この言葉。
俺は知らなかっただけに、ちょっとショックだったな。
もしかすると、過去に見たり聞いたりしたことがあったのかも知れないが、夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳したという逸話があるということ自体、まったく意識していなかったですね。
なので、この映画を見てて、本当に後半の後半部分で、夫が妻の実家で、妻が学生時代に読んでいただろうと思われる書籍を何気なく見ていたページに夏目漱石がクローズアップされてて、そこに『月が綺麗ですね』と書かれていたシーンを見ても、まだピンと来なかったわ。
映画の最後の最後で、夫が妻に対して「死んでもいい」と言ったあたりのシーンから、見ている人にわかりやすく解説してくれていたから分かったものの、解説無しでは俺にはまったく理解できなかったかも。
しかし、意味が分かった後からは、次々に泣けてくるセリフが続くじゃありませんか。
いや~、最後にグッとくる感じでしたね。
映画を見終わって、どうしてもひとつだけ理解できなかった部分があったので、ネットで他の人の解釈を知ろうとググってみたところ、大抵の人は「月が綺麗ですね」と妻が発言したことの意味だけは知っているようでして、なんだか俺だけ取り残されてしまったようなショックを受けちゃいました。
しかも、俺がどうしても理解できなかった事に関して明確な解釈が書かれているのを見つけることができずに、もやもやしたまま、今も続いているんですが。誰か、丁寧に解説してくれませんかね。
さて、ここまで読んで、この映画、なんて言うタイトルだかわかりましたか?
追伸
これまでの人生において、女性から「月が綺麗ですね」と言われていたらどうしよう・・・。
間抜けな返答しかできずに、その場でサヨナラされてしまっていたかも・・・
次に機会があったら、「死んでもいい」と文学的なセリフで返し、その気持ちに応えられるように覚えておこっと。