やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ハウステンボスJR全日空ホテルの大浴場

全日空ホテルからの眺望


大浴場の受付終了時間は夜11時30分。ハウステンボスのヴィノテークから戻り、急いで大浴場に向かう。
計算どおり、なんとか受付時間には間に合った。

今回の旅行の目的の一つがこのホテルの大浴場を利用することであるので、間に合って良かったと思った。

実はこのJR全日空ホテルの大浴場は「グラン・スパ」という名称で親しまれており、なんと天然温泉でかけ流しをしているという贅沢な大浴場なのである。

ふとしたことから、全日空ホテルのホームページを見ていて、100%源泉掛け流しというのを謳っているし、お湯の色も以前と比べるとかなり褐色がかった色をしているのに気づき、それからずっと気になっていたのであるが、この100%源泉の湯をかけ流しているというのは近年(?)のことで、最初にこのホテルに宿泊した1998年当時は、恐らく循環方式であったのではないかと思っている。

この、グランスパが、今年の7月1日から新しく露天風呂が誕生して生まれ変わるというので、それまでに一度お湯に浸かりたいと思ったのが今回の宿泊ホテルを全日空ホテルにした理由となっている。

ホームページによると、7月1日からは琴乃湯となっているようだが、源泉100%使用する掛け流し方式というのは変更になっていないようで安心した。

ハウステンボスで唯一の天然温泉であり、源泉は、鉄分・マンガンを豊富に含んだ黄金色の湯となっているが、実際に入った印象としては、黄金色というよりも茶色の泥水のような感じを受ける。褐色という表現になるのかも知れないが、黄金色というのはどのように見たらそうなるのか不思議だ・・・ ^^;
もしかすると、露天風呂の湯は、夕方になると太陽光線に当たって見える湯が黄金色になるのかも知れない。何て言ったって西伊豆にある黄金崎の海も、夕陽に映えると黄金色に輝くようだから・・・。

で、湯を舐めると塩辛い。ナトリウムが沢山入っているようだ。海の近くに湧く温泉なので塩辛くて当然ではあるが・・・。さらに、鉄分も入っているため、なんか血を舐めているような感じもする。^^;

いや〜〜、これはぽかぽかとするし、なんか疲れも取れそうな気分になる湯である。

もう1年以上前の話になるが、ハウステンボス園内にあるウェルネスセンターの営業を休止し、施設の改造をしていると聞いて密かに温泉施設の誕生を期待していたのだが、完全に期待外れに終わってしまったのである。
本当は、こういった温泉が場内ホテルにあればいうことないのだが、なぜか新しく造られた施設には温泉施設はなく、エステを選択されたようである。

全日空ホテルからの園内の眺望も言うことないし、大浴場の温泉も魅力的。さらに、クルーザーによる入出国ができるし、朝食も美味しくて申し分ない。

これは・・・、ハウステンボスの場内ホテルと互角に勝負できるのではないだろうか。