やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 ハウステンボス紀行11(10月)

パントマイム



アートガーデンで写真を撮ったあと、入国棟へと向かう。
その目的は、10時30分からキンデルダイクで行われているパフォーマーによるパントマイムを見るためである。

公演時間は90分間。パントマイムにしてはなかなか長時間の公演なんだなぁと思いながら急いで風車付近まで行く。
でも、パントマイムを行っている様子はないし、人だかりもない。

もう少し進んでテディベアキングダムがあるところまでいったところでようやくパフォーマーを発見!!

パントマイムでいろんな仕草を行うのを期待していたのだが、なんと男女二人のパフォーマーはほとんど動かない人形を演じていたのであった。

男性は机に座り、クビを左右に振る仕草を、女性はその場にじっと立ったまま動かないでいる。

入国口からハウステンボスに入場する人は、必ずこの場所を通らなければならないので注目度はナンバーワンの場所。3連休ということもあって、人通りが途絶えることがない。

みんな、不思議そうに見ていく。アトラクション中心に回ろうと思っている人も多く、大抵はこの二人を少しだけ見てその場を立ち去っていたが、多分その人達はロボットが置いてあるのと勘違いされたのではないだろうかと思っている。
中には、このロボットと写真を撮ろうとして近寄っていく人もあり、そうなると突然動きがかわってしまうパフォーマーにビックリして大声を上げる人もいたりして、見ていて面白かった。

ただ、あまりにも化粧が派手すぎるので、一見すると非常に怖いイメージがあり、愛・地球博で美女に似た人間型ロボット「アクトロイド」を見てきた僕にとっては、もう少し派手さを押さえた化粧でもよかったのではないかと思ってしまった。


たしかに動きはロボットに似ていて、来場者のなかには人間かロボットかでもめているグループもあったが、同じようなのをディズニーシーで見てきているので、そちらのほうが一枚も2枚も上だなと思ってしまった。

ディズニーシーでは、全身白ずくめの古代彫刻の衣装を着ていかにも彫刻らしく微動だにせず立っており、この前で写真を撮る人たちにいたずらをして驚かせているパフォーマンスを見せてくれるのである。事前にこの彫刻があることを知っていたので実際に見つけたときには、「ああ、これがそうなんだ」と思った程度であったが、そのリアルさは素晴らしく、何も知らずに近づいた人達の驚きようは、はたから見ていて笑い転げるほど面白かったのである。

できれば、ハウステンボスにおいても、オルゴールファンタジアの前の銅像パフォーマーにしてもらうとかすれば・・・・
おっと、なんだかドッキリカメラになってきたので、このへんで今夜は止めておこう。