やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 来場者1500万人記念イベントについて


昨日、愛知万博の総入場者数が、目標としていた1500万人を突破したという話題を書いたが、書いていてちょっと気になることがあった。

午前11時までに1500万人を達成した場合、記念イベントは当日の午後3時から開催されるが、その場合、午後2時までに愛地球広場にて当選受付をされた方の中から抽選によって参加者を決定するとのことだった。

午後2時までに申し出があったのは285名の方々。

意外に多いなと思っていたが、豪華賞品が当たるかも知れないので申し出する割合が多いのではないかと思っていた。

しかし、当たる確率は1000人あたり3名。このとき、当然、午前11時までに入場した人が記念イベントの対象者になるとばかり思っていたため、午前11時までに入場した人の数である78383人から逆算すると、235名が当選予想人数となる。

しかし、申し出があったのは285名。あれれ!? 当選予想人数よりも多いぞ。


で、今朝の新聞を見てびっくり。なんと、当選番号の発表があった正午に、携帯で当選番号を知らせる人や、同僚や友人のチケット番号が何十人分も書かれた一覧表を当選番号とチェックしている人達が写真に載っていたのである。ということは、当選番号の発表があってから、2時間以内に愛地球広場に到着できる人であれば、誰もがこの記念イベントに参加できたわけである。 

そんな。。。。ばかな。

もともとは、複数入場ゲートがあるため、1500万人という1名を選ぶことは不可能であるため、現在のように会場内にいる人達を対象に抽選で決定するようにしたんじゃなかったのか?
であれば、1500万人を達成しイベントを決定する基準とした11時現在に会場内に入場した人のみを対象とするべきでは?と思ってしまった。

かくして、午後2時までに入場した人は、推定で107500人。322名の当選予想人数に対して申し出が285名ということは、88.5%の人が愛地球広場に駆け込んだ計算になる。

1000万人記念イベントの時には、68.7%の人が、500万人記念イベントの時にはたった50%の人しか申し出が無かったことを思えば、今回が異常に高い数値であったと言えよう。

おそらく、当選番号の発表を待って、それから会場にやってきた人が多かったのではないかと推測できるが、そういうことができるのは会場に近い人達だからこそ可能なのであって、遠方の人からすればなんかやりきれない気持ちになってしまうのである。
せっかくICチップを使った入場券があり、ゲートの通過時間がコンピュータに記録されているのだから、その情報を活用して当選の権利者を絞って欲しかったです。

豪華賞品が当たった14名の当選者のうち、12名が愛知県の人だった理由がなんとなくわかったような気がする。

http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/0818.html




公式入場者数(19日最終)
入場者数: 127,152人
総入場者数: 15,223,709人