引き続きアトラクションタウンに滞在。
ここで「ショコラ伯爵の館」という、カカオで財を成した伯爵の別荘として作られたエンターテインメントハウスを見つける。事前の調査で、ここにあるチョコドリンクが出てくる夢のような「魔法の蛇口」に興味を持ったからだ。
蛇口から水以外の飲み物が出てくる衝撃に最初に出会ったのは、三重県内にある某施設での牛乳。その次は、雑誌の記事で読んだみかんの絞り汁。次いで静岡県島田市にある小学校での緑茶のニュース。
それが、ここハウステンボスでは、蛇口からチョコドリンクだと！？
真偽を確かめたく、ショコラ伯爵の館に入る。
伯爵の館というだけあって、館内に設けられている書斎、衣裳部屋や応接室など、どれも写真映えのする展示品が飾られており、女子受けしそうな感じがした。肝心の魔法の蛇口も２階で見つけたのだが、残念ながら５００円を支払わないと蛇口をひねることは出来ないとのこと。まあ、早く言えばここで「チョコドリンクの販売」をしているのである。となりのカウンターで現金５００円と引き換えに紙コップをもらい、自分で蛇口をひねってチョコドリンクを入れるのだが、どれだけ入れても構わない。どれだけっていっても、紙コップ１杯分しか入らないし、溢れてこぼれさせるのも貧乏人だと思われてカッコ悪いので、そこそこで止めてしまうんだろうけど。
チョコドリンクといえば、ホットチョコだろうと思ったのだが、残念ながらホットチョコは調整中とのこと。また次の機会にしよう。
ハウステンボスを歩き回りながら、出題された問題を解いていく「街歩き型謎解きゲーム」もあるのだ。このゲーム、１０年以上も前にやったことがあるけれど、かなり難しい。ということで、なんとパスポートでこのアトラクション！？ができるということと、今回の滞在期間が長いこともあって期間限定の謎解きゲームをやることにした。
イースター期間の限定版の『狙われたイースターエッグ』という、難易度は５段階中真ん中の３という中級編だ。まあ、こんなのハウステンボスを熟知している僕のことだから、簡単に完成までこぎつけるだろう、なんて高をくくっていたら、ヒントを見ないと解決できないという、はっきり言ってお手上げ状態になってしまうとは。こういった謎解きゲームに慣れた人でないと、この問題、難しかったよ・・・、マジで。
日本初の３階建てメリーゴーラウンド。その名も「スカイカルーセル」というアトラクションに乗るのも今回楽しみにしていることの一つだ。ディズニーシーにある２階建てのメリーゴーラウンドを初めて見た時にもびっくりしたのだが、ここはなんと３階建てだとさ。こりゃ、是非とも乗らなきゃ。ということで様子を見に行くと、現在３階部分への乗車は４０分待ちとのこと。土曜日だしな、仕方ないやろ。
当然、乗らない。「空いている時に乗ればいいさ」という考え。ハウステンボスでアトラクションに並んで時間が潰れるのは馬鹿らしい。その時間を場内の素敵な景色を見るのに費やしたいというのが僕の考え方なのだ。
太陽の光が差し込んで、綺麗に見える傘の群れ。ここアンブレラストリートでは、夜になると音楽と照明のミュージックショーが開催される。昼間に見る風景とは違った楽しみ方ができるのだ。ちなみにこの傘、取れかけているのもあるので、年中このまま飾られているのかと思っていたら、なんと季節ごとにテーマを変えて飾りつけを行っているんですね。少し前まではハロウィーンフェスティバル用に、そして今はクリスマスイベントに合わせた飾りつけとなっているようです。
