やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ふるさと納税での失敗

二月に入り、確定申告の時期が近づいてきた。

 株の取引ではほぼ毎年損失を出しているため、他で得る利益との相殺ができるようにしている。

そのため、毎年、確定申告が必要となるわけであるが、他の株での譲渡益はほとんど期待できず、かといってほかに大きな収入があるわけもなく、もっぱら配当金の相殺のための申告をしているに過ぎないのだが。

と、昨日の書き出しはこのようになっていて、本当は、ふるさと納税のことを書きたくて、確定申告の話題をだしたのであるが、そのあと、不本意ながら日本株の今後についての愚痴になってしまったのである。

で、改めて本来書きたかったふるさと納税の話題を一つ。

ふるさと納税については、兼ねてから豪華な返礼品が話題になっていて、総務省が返礼品に関する通知を自治体に出すなど、ふるさと納税を利用して楽しんでいる納税者にとってはちょっと辛い方向に向かっているのは確かである。

この流れは2017年から話題になっていたことから、俺は2018年に入るやいなや、立て続けにふるさと納税を行ったのであった。

もしかすると、新年度となる2018年4月からは、各自治体で大幅な見直しが入るのではないかというのが、その理由である。

ちょうどその頃、楽天の買い物マラソンというのもやっていて、これは、期間中に10店舗以上で買い物をするとポイント付与率がアップするという代物である。

この制度を利用して、ふるさと納税をしたのであるが、同じ自治体に対して返礼品が違う寄付を複数回行っても、1店舗としかみなされないという制限もあって、この制限に気が付かずに、同じ自治体に複数の寄付を行うという失敗もしながら、やり終えたのである。

まあ、ふるさと納税が買い物として扱うという制度も不思議なものであるがw

で、ポイントは期間限定でつくものだから、3月中にももう一度そのポイントを利用して、ふるさと納税を行うなどして、多くの自治体に対して寄付を行ったのでした。

実際、ふるさと納税を行うときは楽しいもので、いろいろと返礼品を比べたり、寄付を行う自治体について、どういう自治体でどこにあるのかを調べてみたりしているのであるが、すっかり忘れていたのが、寄付金の総額のことである。

魅力的な返礼品を見つけると、手に入れたくなる性格なので、実際、どれだけしたのかはあまり気にすることはなく、10自治体を超えたあたりからは、すっかり忘れていたのである、

さらに、4月以降になって、まだ魅力的な返礼品を出している自治体もあり、ゲリラ的にそれが実施されると、すかさず単品で寄付するなどの行為を繰り返したのであった・

 

ところが、昨年は働き方改革の影響もあって収入は激減、さらに確定拠出年金の加入もあって税額は大きくダウン。確定申告をするときになって、その寄付金の総額を集計したら、寄付金限度額を大幅に超える16万円もしていたことが判明した。

トホホ。。。。

まあ、巷で言われているふるさと納税がお得というのは、寄付をしても2000円を引いた全額が所得税や住民税から減額されるため、2000円を負担するだけで、返礼品が届くからすごく得をするという点なのであって、寄付したお金が戻ってこないとなれば、寄付金に対する返礼品が届くということになる。

つまり、返礼品が寄付金の3割までと決められている今の制度で言えば、もしも寄付金控除がなければ、1万円の寄付金に対して3000円の返礼品ということになるのである。さらに、3000円とはいっても、市場価格ではそれ以下で売られていることもあり、返礼品の内容になっては返礼率が3割ないところもあるのである。

今年は、寄付金控除額を5万円以上超えてしまったので全額戻ってこないことから、文字通り自治体に寄付をした形になってしまったのだが、いろいろな返礼品が届く楽しみを味わえたので、良しとしようかな。。

という割には、返礼品が大幅に見直された今年になってからは、まだ一円も寄付をしていないのであるが。