やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

2023年「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」~市内観光2日目

 京都市内観光2日目の朝、ホテルでゆっくりと朝食を食べてから10時前に駅に到着。駅前のバス乗り場に向かうも、バス待ちの凄い長蛇の列。平日の10時なので通勤ラッシュは終わっているだろうと思っていたのに、どの乗り場も混んでいる。

 さて・・・。

 ここでバス1日乗車券を使うことを諦めました。だってこんなにも人が多かったら、今日1日バスで移動するも大変だと思うから。

 幸いにもここは京都駅。地下鉄、JR、近鉄等々、交通機関はバス以外にもいろいろと手段があります。

 で、今日は地下鉄に乗って京都御苑で1日過ごすことにしました。バス移動もしなくてもいいから、バス待ちの列に並ぶ必要もありません。地下鉄烏丸線に乗って行って帰ってくるだけという、京都初心者でも迷わないくらい簡単な移動で済みます。

 それに京都の地下鉄だとsuicaが使えるので、キャッシュレスで移動できるし・・・その筈でした。

 地下鉄に乗るために自動改札機にカードをかざすと、「ピンポン!」って・・・

 え!? なんで?

 もう一度かざしたけど同じ結果で、ゲートが開かない。

 恥ずかしい・・・・

 人の目が気になる私は自動改札機を通るのを諦めて、そそくさと有人の改札口に行きました。

 「あの~、ゲートが通れないんですが。」

 調べてもらいました。

 結論から言うと、前回の処理が正常に終了していないので使えませんとのことでした。

 前回の処理っていうと・・・。ちょうど1週間前に東京ディズニーランドに行ってきたんだったわ。その時、東京から名古屋まで新幹線で帰るのにsuicaを使って乗ったっけ。そして在来線の乗換改札機にsuicaをタッチして在来線に乗り、地元で降りるときに紙の切符で降りたのだけど・・・。

 そっか、名古屋駅で在来線の乗換改札機にsuicaをタッチすると、新幹線の降車と同時に在来線の乗車になってしまうのか。で、本来なら在来線で降車するときに改札機にタッチする必要があるのだけど、suicaが使えない場所だったので紙切符で改札口を出たのでsuicaが未処理のまま残ってしまってたのか。

 「未処理になって使えなくなってしまったsuicaを元通りにできないのですか?」と地下鉄駅で聞いたら、そっけなく『JRの窓口に行ってください。』と言われました。

 言われた通りにJR京都駅でJRの窓口を探しだし理由を述べてsuicaの処理をお願いしましたが、『こちらはJR西日本なのでsuicaの処理はできません。名古屋駅に行って処理してもらってください。』と言われました。

 ここは京都。名古屋って・・・遠すぎる。

 いや、三重からも滅多に行かない名古屋だぎゃ~。

 suicaが使えないと京都で行動するときにいちいち切符を買う手間が増えるので、これは困ったことになってしまった。

 とりあえず、現金で地下鉄の切符を買って京都御苑に向かいました。

 地下鉄の中で必死に考えました。

 名古屋駅まで行って処理をするには、あまりにも遠い。このあとハウステンボス旅行が控えているし。

 そうなんです。11月中旬から12月中旬までの30日間のうち18日間は旅行中でした。四国に6日間、東京に4日間、京都に3日間、そして九州に5日間と毎週出かけてました。

 なので、名古屋まで行かずに済む方法がないのかって調べていたんです。

 JR東海のお客様相談室でとりあえず相談してみることにしました。

 「名古屋駅での改札機処理を誤ってしまいsuicaが使えなくなったけれど、名古屋駅以外に処理できるところはないのか?」

 「お住まいはどちらでしょうか」

 「三重県です」

 「三重県ですと、どこどこの駅で処理が出来ます・・・」とのことだったので、とりあえず名古屋まで行かなくても済みそうです。

 でも田舎からわざわざその駅まで行くのも面倒なので、京都の帰りに寄ることができる駅として、亀山駅があることが分かりました。また、明日の帰りに寄れば営業時間内に間に合うこともわかりました。これでとりあえずは安心です。京都での行動さえ我慢すればいいんだと思えば気が楽になりました。

 ようやく落ち着いて京都観光ができます。

 京都御苑で一日?って思うかもしれないけれど、御所以外にも広大な公園内には閑院宮邸跡や九條池、近衞邸跡休憩所などもあって写真撮影しながら散歩するだけでも時間が潰れます。それと京都御苑の北には同志社大学があり、クラーク記念館や同志社礼拝堂、彰栄館といった重要文化財を見て回ることもできるのです。

 ということで、ここからはこの日に撮影した紅葉の景色を中心に写真で語ります。

 

 ここまでで36景の写真を掲載しました。すべて京都御苑で撮影したものです。

 ここからは同志社大学の建物を中心に撮った写真です。

 これらの素晴らしい造形美を見せている建物がまとまって残されているキャンパスって、凄いなぁと思います。建て替えもせず、壊さずに保存したという当時の関係者の思想に感服するばかりです。

 ということで、同志社大学を後にしたのが午後4時。11時過ぎに京都御苑に到着したので、実に5時間の滞在でした。

 このあと再び京都駅に着いた私は、京都駅の地下にあるポルタという名前のショッピングモールのレストラン街に、グリルキャピタル東洋亭ポルタ店というお店を見つけました。

 ここはもしや、あの東洋亭?

 まだまだ若かった頃、よく関西のほうにドライブに行ってました。もちろん京都にも何度か足を運んだことがあるのですが、その時に夕食を食べに立ち寄ったのが京都府立植物園の北側にあるキャピタル東洋亭だったんです。

 今でいうネット社会ではなかった時代なので、SNSやインスタ、ホームページ、ブログといった類のものは無いし、もちろん食べログ等の評価や口コミなんてものは存在してませんでした。

 たまたま入っただけのお店。。。

 コース料理の最後に美味しそうなケーキが何種類ものせたワゴンサービスがあったのです。

 「お好きなケーキをお選びください」と聞かれたけれど、糖質制限なんて言葉は私の辞書には無かった時代なので、どれも美味しそうでどれにしようか迷うほどでした。

 「全部ください!」

 って、いう訳ないわなwwwww

 で、私は3種類程度をチョイスして伝えたんだけど、一緒に行った友達はまさかの「全のせ」を発令してました。

 いや~、焦りました。

 でもね、ちゃんと少しづつ全種類を取り分けて皿に盛りつけていました。流石です。

 こんなエピソードがあったのかどうかは知らないけれど、雰囲気がよいお店だったのでその後も植物園の北側のお店という位置だけを頼りに(カーナビも取り付けてなかったので、紙の地図ですよ)、何度か訪れたことがあったお店だったのです。

 で、そういう事を思い出しながらグリルキャピタル東洋亭ポルタ店の店員に聞いたところ、本店がまさしく植物園の北側にあるということでしたので、今日の夕食はここに決めました。例の「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」で頂いた4000円分のクーポンも使えましたしね。

 注文したのは百年洋食ハンバーグステーキのCランチで値段は税込2620円。

 ランチ?

 そうなんです。ランチメニューです。なんと、11時から17時までランチメニューだったので、4時半に入った私はランチメニューで注文できました。

 Cランチは名物のトマトサラダにお好きなお料理にマッシュルームのスープにライスにお好みのデザートにお好きなドリンクという内容。料理はハンバーグ、デザートはチョコレートケーキ、ドリンクはカモミールティーにしました。

これが名物のトマトサラダか・・・ 丸ごとやん

添えられたじゃがいもも1個丸ごとかいな

カラフルな砂時計で時間を計ります

 美味しくいただきました。

 貧乏舌のうえに昼食抜きでお腹が空いていたのでw

 店員さんも礼儀正しかったので気持ちよく食べることができたし、雰囲気も良くて居心地の良いお店でした。

 さてと、ホテルに戻ってサウナに入ろうかな~なんて思いながら歩いていると、見覚えのあるデザインにふと足を止めちゃいました。

 新幹線のりばと書かれた案内に青色の新幹線マーク。券売機に目を移すと、指定券・自由席券も発行できる見慣れたタッチパネル式の券売機だ。

 もしかすると・・・

 近くにいたJR東海らしき駅員に聞いてみました。

 「suicaの処理が異常終了していてJR東海の管轄の駅で処理してくださいと言われたのですが、ここでその処理ができますか?」と。

 駅員さんにカードを手渡して見てもらうと、ここで処理が可能ということでしたのでお願いしました。

 ということで、これで無事にsuicaが使えるようになったようです。

 まだ使ってないので、ちゃんと自動改札機が通れるかどうかは分からないですがw

 明日早速使ってみようかな。

2023年「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」~市内観光3日目に続く