やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 夢見る山のめざめの方舟について

企業パビリオンゾーンBに位置する夢見る山。外観は富士山をモチーフにしてあり、夜には赤富士に変身するのですぐにわかると思うが、この形はテントの屋根の部分であって、建物自体が富士山みたいな形になっているわけではない。

この夢見る山のテントの屋根の下に、4つの異なるパビリオンがあり、その中のひとつがこのテーマシアター「めざめの方舟」である。

総合演出は押井守監督。とはいっても、僕は残念ながらどういう人物かは全く知らない。宮崎駿とか松本零時であれば、「あの人ね!」とわかったのだが。

このめざめの方舟は、半年の会期中2ヶ月ごとにテーマが変わり、映像や床に置かれている擬人像の頭の部分も変化していくのである。
ちなみに、擬人像の頭の部分は、最初は「魚」続いて「鳥」そして今回は「犬」であった。残念ながら館内は著作権法によって撮影が禁止されているため、擬人像がどういうものなのかは、記録として残すことはできなかった。

テーマシアターというだけあって、内容は映像が約10分間周囲の壁などに映し出されるのをスロープから立ってみるものであるが、このスロープから座って見ていると注意されるので疲れて座りたいときに入場するのはお勧めできないパビリオンである。

過去2種類の映像を見てきており、今回が最終の映像ということで入館したものの、やはりというか今回も全く意味不明の映像が10分間流れていたに過ぎなかったのである。強いていうならば、犬の顔が赤ちゃんの顔になり、赤ちゃんの顔が違う犬の顔になり・・・という映像が繰り返し出されたところがちょっと面白かったかな?というのが素直な感想である。

最初、擬人像の頭が「魚」時代だったときには何度か入場したが、結局意味不明で理解できないシアターであったため、「鳥」時代には2回しか入っていません。わざわざ並んでまで整理券を入手しようと思う気にならないところなので、今回の「犬」についても同様の回数になりそうである。
このパビリオン、一つだけ心残りがあるとすれば、それはスロープ席ではなく、床面映像の上に立って見ることができるアリーナ席で見ることが一度も出来なかったことである。


今回も何も意味がわからないうちに終わってしまい、クビをひねりながら出口から外にでたとき、こんな看板を見かけました。

よく見ると「すべてがわかる」と大きな見出しが書いてあるじゃありませんか。
『パビリオンの展示がわからなかった人は、これを買え!』ってこと?
思わず苦笑してしまいました。

だけど、果たしてホンマにわかるの?? 愛知万博限定販売だそうです。
どなたか買われた方、あの映像の意図するところを、わかりやすく解説してください。


この日、スポーツサミット2005が開催されていた影響でしょうか、夢見る山のステージでは、オリンピック選手の荻原健司選手と小谷実可子選手の姿がありました。



公式入場者数(5日最終)
入場者数: 93,786人
総入場者数: 13,353,179人