やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

今日、4月18日は三重県民の日

伊勢国分寺跡

 明治9(1876)年4月18日、安濃津県と度会県の2つの件が合併して今の三重県が誕生しました。昭和51(1976)年に県政100周年を記念して、この日を「県民の日」と定めたそうです。毎年、「県民の日」にちなんだ記念事業が開催されたり、三重県総合博物館(MieMu)や県立美術館などの公共施設の無料開放が行われています。

 以前から毎年行きたいと思っていた鈴鹿市考古博物館も、16日(土)と17日(日)に速報展・常設展の観覧料が無料になるとのことだったので、ちょうど雨が降って庭の草取りもできなかったことから足を運んでみた。

 考古博物館の隣に、伊勢国分寺跡がある。そもそも国分寺って何かというのも詳細には知らなかったので、少し調べてみた。

 国分寺国分尼寺は、741年(天平13年)に聖武天皇が仏教による国家鎮護のため、当時の日本の各国に建立を命じた寺院だそうだ。国分寺の多くは国府区域内か周辺に置かれ、国庁とともにその国の最大の建築物であり、奈良の東大寺法華寺は総国分寺・総国分尼寺とされ、全国の国分寺国分尼寺の総本山と位置づけらているらしい。

 で、日本の各国に建立を命じられたそうだが、いったい何か所くらいあったのかと数えてみたら、およそ70か所だった。ちなみに三重県には3か所あったようで、その中の一つが、今回訪問した場所になる。

 

展望台からの景色

 考古博物館の3階が展望台になっていたので、そこから眺めるとこんな感じ。国分寺跡だけに、何もないな。

 国分寺跡を少し散策していたら、こんなものを見つけた。

 

シロツメクサ

 このシロツメクサ、葉は柔らかいが、踏みつけや刈り取りには強く、すみやかに再生してくるとのこと。子供の頃、よく四つ葉のクローバーを探したっけ。四つ葉のクローバーは幸運をもたらすという言い伝えがあるようだが、四つ葉があるのはり5,000から10,000本に1本といわれているので、なかなか見つからない。一生懸命探そうとして、至る所の三つ葉シロツメクサを踏んずけて探していると、後日、しばらくたってから改めて探すと同じ場所から四つ葉が見つかるらしい。

 そう、「シロツメクサは本来”三つ葉”なんですけど、キズつけられると”四つ葉”になるそうです。つまり、四つ葉を探そうとどんどん分け入って踏んづけると、どんどん四つ葉ができてしまうわけです。」って、誰かが言っていたっけ。そうと知っていれば、当時、もっともっと探し回ってたくさんの四つ葉のクローバーを見つけていれば、テンバーガー株を持つ幸運に巡り合えたかもしれないのにな・・・。

 そんなことを考えながら、伊勢国分寺跡の散策を終えたのでした。