今月5日の募集締切直前に駆け込みで購入した投資信託。
その名も、SBIグローバル・ラップファンド(安定型)。
いわゆる、ネットで受けられる富裕層向けプレミアムサービスというキャッチフレーズと『My-ラップ』という愛称で売り出されたファンドだ。
その『My-ラップ』から、”新規募集期間を終え、12/11(木)より継続募集が開始し、再びお買付していただけるようになりました。”っていうお知らせが届いた。
なんだ急がなくてよかったぜ。
本当は積極型と安定型の2種類を買って比較しようと思っていたので、継続募集はありがたい。
そもそもこの『My-ラップ』は、ランキング上位の常連ファンドを凌ぐ、期待の新星として登場したようで、富裕層向けサービスであるラップ口座のエッセンスを、ネットで手軽にご利用いただけるようSBIグループが総力を結集して生み出した新ファンドらしい。
さっそく積極型も買うつもりで、投資信託サイトを見てみた。
俺の買った200万円は、今はどの程度上がっているかな〜〜。
あれから日経平均もかなりあがってるしな。。今日も上がったし。
ん??
『My-ラップ(安定型)』は、10001円からマイナス24円で9977円になってるじゃないの。
いきなりマイナススタートです。
『My-ラップ(積極型)』はどうでしょうか。
結果は同じです。9999円からマイナス50円で9949円になってるじゃないの。
市場全体に連動する従来の株価指数とは異なり、市場全体のリターンよりも高い収益が期待できます。ヘッジファンドを組み込んで相場の下降局面でも相対的に安定した収益を確保します、って書いてあるのになぜ??
先進的運用手法で効率的資産運用じゃなかったの?SBIさんよ。
う〜〜ん。
よくよく考えてみたら、ネットで受けられる富裕層向けプレミアムサービスとなっている。
つまり、この投資信託は富裕層向けの商品なんだわ。
富裕層向け商品を貧乏人の俺が買っても意味がないという事かもしれない。
つまり、資産が1億円減っても痛くも痒くもない富裕層向けの商品であり、俺のように1000円下がると唸り、10000円下がると後悔し、10万円下がると胃が痛くなり、100万円下がるといきなりハイテンションとなる人物には不向きということなのかもしれない。
安定型を買って1年保有し、利息が3パーセント程度つけばいいなと思っていたけど、どうやら富裕層向け商品なので値上がり益は期待できないようだ。どちらかというと、損失を出して他の利益と相殺できるようになってるのかもなw
そう考えてあらためてセールストークを見てみると、
ランキング上位の常連ファンドを凌ぐって書いてあるのは、”新規募集を開始した2日間で、2ファンドの販売金額合計が、SBI社販売金額ランキング1位のファンドの1週間の販売金額を追い抜いた。”ということらしい。
新規募集ということや、2つのファンドの合計額との比較だから、別にランキング1位ファンドの1週間の販売金額を抜くことは普通にあると思う。
SBIグループが総力を結集して生み出した新ファンドって書いてあるのは、商品開発したっていうだけであって、運用していくにあたってSBIグループが総力を結集しているわけではないということだ。
売買手数料を稼ぎだすために意味のない売買を機械的に繰り返しているだけの素人集団が運用しているのかもしれないしな。
運用益確保に向けてSBIグループが総力を結集して取り組んでいるのかと思っていたぜ。
”まだお買付けいただいていない方も、是非、注目のラップ口座のエッセンスを体験してください!”って書いてあるけど、積極型を買う気が失せてきたぜ。プロが運用している投資信託なんだから、基準価格を割り込むっていうことは本来はあってはならないことなんだからな。
しばらく様子を見ようかな。もしかすると基準価格が9000円を割る日がやってくるのは以外と早いかも。