今日はクリスマスイブ。
クリスマスケーキを用意して、夕食後に食べるっていう習慣が一般的な家庭の習慣になってしまっているのではないかと思っている。
というのは、ケーキ屋の前では駐車場の整理係員がいて誘導していたし、店内では予約券を持ったお客であふれかえっていたからである。
ケーキ大好物の僕としては、この日にケーキを食べない理由などないから、今年もクリスマスケーキを用意し、ついでにシャンパン・・・といきたいところだが、アルコールは飲めないのでシャンメリーという発砲ジュースをピーチ味とマスカット味の2種類用意した。
夕食を済ませ、いよいよケーキを食べる段階になり、5本のローソクに火を灯して、シャンメリーの開栓にとりかかった。
このシャンメリー、炭酸が入っているので、栓を抜くときに「ポン!」という心地よい音とともに、栓が飛び出す仕組みになっている。
ただ、狭い部屋と低い天井のため、栓が飛び出して電球に当たらないようにタオルで押さえながら開けるのが、我が家の習慣なのである。^^
今年も、タオルを用意し、1本目となるピーチ味のシャンメリーを開けた。
「ポン!」という心地よい音と共に・・・・って、音がしないやん。
「シュ〜〜〜〜」っていう空気が漏れるような音がしただけである。
う〜〜ん、迫力ないな。
よし、今度のマスカット味は、もう少し迫力ある音にしよう。
ということで、シャンメリーの瓶を5〜6回強く振って親指で開けようとしたが、なかなか動かない。
「固い栓だな〜〜。」
そのとき、瓶の注意書きが目に入った。
「振らないでください」
いまさら言われてもなぁ・・・・
親指の腹で思いっきり栓を上に押し上げた。
「ポン!」心地よい響きの音とともに、タオルを押しのけて泡が噴き出してきた。
やべぇ・・・。
手に持ったシャンメリーの瓶の口から、重力に逆らって勢いよく吹き出す泡はもうコントロールできませ〜〜ん!!
そのまま目の前に置かれたクリスマスケーキへと降りかかってしまい大騒ぎに。
ローソクの火は消え、生クリームは炭酸ジュースで溶け、ケーキトレイに水がたまり・・・、もうめちゃくちゃに。(>_<)
半分以下となったシャンメリーを飲みながら、マスカット味のする溶けた生クリームも珍しくていいじゃん、って強がり言って食べた今年のクリスマスケーキ。
思い出に残る演出となっちゃいました。
侮っちゃいけないですね、常温のシャンメリー。
来年は、もう少し上手く開栓しないと。