やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

万博会場のゲートについて

セキュリティチェック前の行列


いよいよ、今日は万博会場に入る日だ。

上海駅近くのホテルを送迎車に乗って出発したのが午前8時。日曜日だったためなのか、激しい渋滞に巻き込まれることなく馬当路駅に到着。送迎車は、このエリアより会場近くへは行けないらしい。

ここから地下鉄13号線に乗車して会場に向かうというのが今回のツアーだったのである。

この地下鉄13号線は、万博専用線となっていて、運賃は無料。ただし、万博会場への入場チケットを持っている必要があるのだ。
途中の停車駅は2駅。それぞれ浦西エリアと浦東エリアに停車する。つまり、会場の中に駅が設けられているのである。

さて、車から降りて馬当路駅に向かう途中で入場券を見せる必要があった。入場券を見せてだだっぴろいエリアに入ると、既にたくさんの人がテント屋根の下に設けられた安全検査と入場ゲートの前で行列をつくって待っているではないか。

午前9時に安全検査が開始され、入場ゲートをくぐってから万博専用線の地下鉄への案内が開始されるとのこと。
ん? 9時だったら他の入場ゲートが開く時間じゃないの!?

実は万博会場には、陸からのゲート、船からのゲート、そして直接地下鉄で乗り入れるゲートなど、全部で13ほどの入場ゲートがある。

これらのゲートが一斉に9時に開いているのに、馬当路駅にいる時点で9時を迎えてしまったら、地下鉄に乗車して会場に向かうまでの時間はロスタイムだ・・・。
他のゲートと比べると不利なんじゃないのか???


待つことおよそ40分。9時になったので、入場ゲートが開いた。

馬当路駅でのセキュリティチェックはスムーズで、ほどなくして自分の番が回ってきた。リュックの中身などのセキュリティチェックが行われた。そして、ゲートマシンに万博の入場券を差し込んで通過すると、テントの外へ。
もうそこは会場の一部なのか?っていう感じがしたが、ここからしばらく進んでいき、地下に降りる入口に到達する。そう、この入口こそが地下鉄の駅に通じる入口なのである。


ここから、長いエスカレータを下り、13号線の地下鉄ホームに到達。ほどなくしてやってきた地下鉄に乗り、予定通り一つ目「盧浦大橋駅」で下車して、長い階段をあがってそのまま浦西エリアにインパ。ここのゲートは、日本産業館に一番近いゲートだった。

今日は日曜日。おそらくかなりの入場者数となるだろう。そうすると、人気パビリオンの集まる浦東エリアは行列が既に出来上がっていて、見学するのも不効率だと考えたのである。
今日は昼間は浦西エリアを回り、夕方に人がすいてから浦東エリアを回ってみる計画だった。