やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

月極駐車場奮闘記

「月極駐車場」って書いてあるけど、なんて読むのかわからなかった幼少時代。
まさか、大人になってこの駐車場のお世話になるとは夢にまで思わなかった。

 片田舎の自宅から会社に通勤するには公共交通機関では通勤不可能なため、どうしても自家用車を使う必要があります。会社には限られた台数までしか駐車できないため、パーク&ライド推進の為と言えば聞こえはいいのですが、おのずとそうなっちゃうんですねぇ。。。

 そこで、駅前の月極駐車場を探しに出かけ、ちょうどよい物件を見つけました。
大通りから少し入った道路に面しており、車の出入りにそう気を遣うことはなさそうです。駐車場はアスファルトで固められており、1台分の広さも他の駐車場に比べて約30センチほど幅広い。これだけ広いと雨の日のとき、隣に自動車が止めてあっても楽だなぁ。
 何度も道路からその駐車場に出入りをして、実際の駐車に要する時間やドアの開け閉め、出庫時の手間などを検証し、使い勝手を確かめた。

 これならば合格だ!!

 早速、駐車場に書かれていた看板をたよりに、電話で問い合わせをしてみた。

 お値段は月7000円。周辺と同じで、予想したとおりの値段だ。スペースが他より広いのでちょっとお得感が高い。しかも、一番右端の枠が空いており、そこだとさらにスペースが広いうえに、運転席側のドアも全開可能で、これ以上文句のつけようがないくらいの場所だ。

 早速手続きに店舗に伺うと、アパートなどを紹介する大手不動産屋だった。

 カウンター席に座り、お茶の接待を受けながら話を進めるうちに、当初月極駐車料金の7000円を銀行口座から引き落としするのにあたり、手数料が毎回150円かかると言われた。しかも、その銀行も指定した3行の中から選ぶようにとのことだ。幸いにも僕の取引銀行名がその中にあったものの、毎月150円の手数料は無駄だ。年間で手数料を1800円も支払うことになる。
そもそも何で口座の引き落とし手数料を払う必要があるのだろう。僕から口座引き落としを希望していないんだから、普通、無料にするのが筋なのじゃないのか??
 
 押し問答の挙句、現金払いで毎月持参ということで話がついた。これなら、手数料は不要だとのこと。

 さらに話を進めていくうちに、解約の問題が出てきた。解約したい日の一月前に知らせる必要があるとのこと。
 これは、どこの駐車場でも同じで、自分ところだけが特別な条件ではないとの説明があった。

 ん〜〜〜〜。これはまずいな。うちの会社の転勤命令なんて、一月以上も前から出すわけないわな。これじゃあ、もしこんど転勤命令で月極駐車場が不要になったとしても、最低一月分にあたる7000円は実際には利用しないのに支払う必要があるから無駄払いになってしまうじゃないか。
 このことは、規約だから変更できないとのこと。いや〜〜、まいったなぁ。駐車場代なんて、会社が払うわけなく、自腹を切るしかないんだから、ちょっと嫌な出費やな。

 渋々承知しながら、話を進めていく。

 担当者が契約書を作りながら、こう言った。

 「うちは、仲介業だから仲介手数料として、一月分の駐車代金に消費税分を上乗せした金額を頂いております。」と。
 「だから、初回分は4月分の駐車代金の7000円と、仲介手数料の7350円を足した、14350円お支払いいただきます。」

 またもや、これはどこの駐車場でも同じで、自分ところだけが特別な条件ではないとの説明があった。

 もう、頭にきたぞ〜〜〜!!!
 こっちは初めてこういう不動産屋を利用するんだから、最初に全部条件を話してから契約の手続きを行えや〜〜。後だしじゃんけんみたいに、話が決まってから、さも当然のように支払条件を出してくるなんて・・・。

 そもそも、1年でやめちゃったら、仲介手数料の7350円と解約遅れによる一月分の7000円の14350円を余分に払うことになる。月極7000円なのに、実際の支払い額は8200円ってことじゃん。

 そもそも、そういう話の進め方に納得がいかなかったため、これ以上話を進めることを遮って店を出た。

 駐車場は周辺と比べてとても使いやすくて申し分ないくらいだったのだが、商談の進め方の店員に問題があったな。他の駐車場も同じことなんだろうけど、支払条件を先に全部話して納得してから、話を進めていくべきだろうが。お陰様で、結構いい条件の駐車場を借りられなくなっちまったじゃないか。

 しかし、なんで駐車場ごときで半日潰さなければならないんだろうな・・・。

 あ〜あ、今日ほど『自宅から徒歩で駅に行くことができるところに住んでいる人が羨ましい』と思ったことはないな。