部屋を掃除していたら、２年ほど前にスキューバダイビングでお世話になった民宿でいただいた名刺を見つけた。
その名刺の写真に、ザトウクジラがブリーチングしている姿が載っているのを見て、「そうだ！鯨を見に行こう！」という気分になり、沖縄に行ってきました。
目的はもちろん、ホエールウォッチングをすることのみ。なので、クジラに会えなかったら、当初の目的は達成できないわけで、２泊３日という短い旅行期間でどうすればクジラを見ることができるのか考えてみた。
いろいろとネットで調べてみると、２月における過去の遭遇率は１００パーセント近い数字が出ているので、まず大丈夫だろうということに。そのなかでも、過去のデータからとりわけクジラの個体数が一番多い２月の中旬から下旬を狙って沖縄に行くことにした。
次に悩んだのは、那覇市内からのホエールウォッチングにするのか、離島に渡ってホエールウォッチングをするのか。
料金的には、那覇市内からのほうが圧倒的に安価に済むのだが、どうもウォッチングできる時間の融通が利かない印象を受けたため、思い切って離島まで足を延ばしてみることにした。
とはいっても、離島にわたるには那覇市内から定期船に乗る必要があるのだが、この定期船に乗れるのはどんなに早い飛行機で飛んだとしても、夕刻の便にしか間に合わないのである。となると最終日は昼過ぎに離島を出なければならず、クジラに会えるチャンスは２日目と３日目の午前中のみだ。
後でわかったことだが、１００パーセント違い遭遇率は船が出航した場合における率であって、雨降りや時化で出航できない場合も多々あるとのこと。
もし３日とも雨で海況が悪ければ当然船は出航しないわけだから、今回の旅は無意味になってしまうのである。なかなかの賭けだな。
気になる３日間の週間天気予報は、曇りとか雨といった表示がならんでいる。
はたして本当に大丈夫なんだろうか・・・。
