この前、ある旅行会社の上海日食ツアーを申し込んだと書いたが、事前に申し込みしてあった別の旅行会社から連絡があって、厳正なる抽選の結果、申込権利者として当選したとのこと。
２社とも目的地は上海。出発日も同じで、滞在日数も同じ。
２社を比較した違いによるメリットは、次のとおり。
Ａ社は、専門家が同行し、初日にセミナーが開催される。
Ａ社は、観測地点が海沿いで高い建物がなく、敷地面積も広い。
Ａ社は、飲み物の販売や休憩スペース、イスなどの用意がされている。
Ａ社は、日食グラスと日食ガイドブックがプレゼントされる。
Ａ社は、３泊とも上海市内の５星ランクのホテルを使用。
Ａ社は、ツアー費用の支払いにクレジットカードが利用できる。
Ｂ社は、ツアー費用が６０００円安い。
Ｂ社は、ＪＡＬ便を使用するので、マイル加算の可能性がある。
Ｂ社は、事前に国内で専門家によるセミナーが開催される。
Ｂ社は、ツアー費のなかに、全行程の食事代と周辺観光が含まれる。
Ｂ社は、観測地点から歩いていける距離に宿泊する。
Ｂ社は、日本からの添乗員が同行する。
以上、それぞれメリット、デメリットがあるのだ。
Ａ社もＢ社も観測場所は貸切を謳っているが、一人当たりの観測場所の面積や当日の準備状況を考えると、観測を主にするというのであればＡ社のツアーがいいような気がする。だけど、そこまで専門的に観測しようとは思っていないというのもあるし、上海市内に宿泊するため、どうしても日食当日の朝は早くに出発せざるを得ないと思う。場合によっては、市内で渋滞に巻き込まれる可能性もある。なっていったって、中国っていう国は想像を絶するほど人口が多い国なんだから。
観測地点への到着が安心という点では、Ｂ社。なんていったって、観測地点まで歩いていける距離なんだから、朝早く起こされる心配はないし、渋滞に巻き込まれることもない。
ただ、ホテルの連泊ではないので、荷物をホテルに置いたまま観測地点に出向くということはできないのが、Ｂ社の欠点。せめてもう１泊同じ場所で宿泊できればよかったのに。
上海のホテルのランクの違いも気になる。Ａ社は元は大手外資系のホテルであったこともあり、交通の便と内装、施設に至るまでＢ社の利用予定ホテルとは比べ物にならないくらいいいホテルを使っているのだ。そこに３連泊というのが強みだ。地下鉄の駅に近いので、フリータイム時に自由に動ける点でも優っている。Ｂ社はホテルライフを重要視していない感じで、残念である。まあ、もっともＢ社はホテルライフを楽しめるようなフリーな時間はほとんどないんだけどね。
一方、Ｂ社の強みは、なんていっても全行程の食事と観光旅行だ。ぼくは上海に一度行っているので、重複する部分はあるものの、それでも朱家角や西塘など、今回初めてという観光地もいくつかあるので、楽しみである。その反面、Ａ社は３朝食付きというだけで、到着した日の夜はフリータイム、翌日の観測終了後もフリータイム、３日目も１日フリータイム、そして最終日もバスで空港へと書かれているだけで、フリータイムがあるのかどうかさえもわからない。ただ、Ａ社のほうは、オプションでリニアモーターカーに乗れるなど、興味をそそるオプションが用意されていたのが嬉しい。Ｂ社のオプションである上海雑技団は、ハウステンボスで十分見させていただいたからなぁ・・・。
まあ、このようにＡ社Ｂ社で迷ってしまっているところである。
早く決めないと、申込期限が迫ってきているんだけどな。
さてあなたなら、Ａ社、Ｂ社どちらを選びますか？
