この前、HDDレコーダーに録画した番組を、すべて消去してしまったことについて書いたが、NHK大河ドラマ『篤姫』の最終回だけ、地デジで録画したのを思い出した。
最終回というだけあって、放映時間は通常回よりも長い１時間１０分。我が家で一番大きな３７インチの大画面に映し出されるハイビジョンの綺麗な画面と、デジタルサラウンドシステムによる高音質も加わり、きっと見ごたえのある篤姫になっているはずだ・・・。
さっそく、地デジの電源を入れ、録画再生モードに切り替える。
『接続できませんでした』のメッセージがでた。
我が家の地デジの録画にはＬＡＮ接続によるハードディスクを使用しているのだが、先週、そのハードディスクからアラーム音がしていたので、うるさいので電源を落した事を思い出した。
そうだ、ハードディスクの電源を入れなきゃ・・・
しかし、電源をいれてもアラームがなるだけでハードディスクが動かないことがわかった。
（（+_+））
やばい・・・。
早速インターネットを使ってアラーム番号から機器の状態を調べてみたら、ハードディスクが認識されていないエラーだったのだ。
どうやら、致命的なエラーのようだ。買ってから２年以上ずっと電源を入れっぱなしにしているので、ハードディスクの寿命がきたのかもしれないし、ファンも回っていなかったようだから、熱で壊れたのかも知れない。
地デジには今年の紅白歌合戦をはじめとして、北京オリンピックの開会式や閉会式、去年、おととしの紅白歌合戦も入れてあるのだ。それから、愛・地球博関連の再放送番組も・・・。
修理に出してもハードディスクは初期化されてかえってくるだけだし、かといって、今の状態でＬＡＮハードディスクのデータ救出をすることもできない。
う〜〜ん、困った。
しばらくの間、このハードディスクを冷凍保存しておいて、将来、レスキューできる技術が出回ったときにチャレンジしてみることにしよう。
地デジよ、お前もか！
かくして、時を同じくして、二つのビデオレコーダーに録画された何百時間もの録画内容が、我が家から消えてしまったのであった。
