やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

お金のレッスン19

『「今の自分」のためにお金を使おう』

  逢坂ユリ『あなたを幸せにするお金のレッスン80』54-55頁(成美堂出版、2008年)より引用



『まだ若いにも関わらず、老後の生活を心配してお金を貯めなくては、と悩んでいる人も少なくないようです。』

 そりゃそうでしょ。ある本には、若いうちから貯金するべきだと書かれていましたしね。それに、今の日本の将来を考えてみると、老後の生活は自分だけが頼りで、いざというときのための資金は予め用意しておく必要があると思います。もう、昔のように年金だけで人並みの生活ができた時代は終わったのですよ!!
 『本当はもっと別に心配しなくてはいけないことがたくさんあると思う』と筆者は書かれておりますが、今の若者にとっては老後の生活の心配をするというのは、ある意味では正解なんじゃないかな。これだけ不景気だ、インフレになるだ、世界恐慌だ、株安だ、政治不安だとか騒がれていたんじゃねぇ。

 『お金に対してのアンテナが立っていないから情報が集まるわけがありません。』

 そうですね。アンテナは必要ですね。

 『お金に敏感な人は、同じ業界内でお給料が一番高い会社はどこか、キャリアが伸ばせるチャンスのある会社はどこか、いつも調べています。それがわかれば、3年後、5年後の自分を見据えて、転職やキャリアアップの道筋を具体的に描くことも出来ますよね。』

 ん、本当かな?って思ってしまいました。お金に敏感な人は、将来の老後について、どの程度のお金が必要なのかといった情報から、お金の金利情報や殖やし方、そして今はいくらのお金があればいいのかといった情報を調べているんじゃないかな。

 筆者の書かれたように生きれば、確かに転職やキャリアアップの道筋を具体的に描くことができるかも知れないが、転職を考えない保守的な僕としては、どちらかというと後者のほうになりたいですね。

 ただ、がむしゃらにお金を貯めるような生活を送るのではなく、「今の日本」という社会に適応した人生を生きるために貯める。こういう生活がしたいのです。