『あなただけの「夢の3年ノート」をつくろう!』
逢坂ユリ『あなたを幸せにするお金のレッスン80』40-41頁(成美堂出版、2008年)より引用
『貯蓄をしようと考える人のほとんどが、一度は“家計簿”にチャレンジするのではないでしょうか。中にはどう頑張っても続かない人がいるものです。』
今回のレッスン、パスしてもよさそうだ。
今回のレッスンの内容は、家計簿の代わりに「夢の3年ノート」を作ろうというものです。
『あなたがお金を貯めて達成したい夢を、1番目から10番目まで優先順位をつけて書き出していきます。』
『それらを達成するために、どうやってお金を使うかを考えるのです。』
こうすることで、1番目の夢が実現できたときに「願えば叶う」ことが認識でき、ポジティブな流れに乗れるとのこと。
う〜〜ん、どうしてこれが家計簿の代わりになるんだろう。
確かに、1番の夢が叶うかもしれないが、その時にお金がたまっているとは限らないですよね。達成するために、多額のお金が使われてしまうかも知れません。
家計簿をつける意味の一つに、お金の流れを見ることで無駄な使い方が反省できるメリットがあります。
なぜ、この夢ノートが家計簿の代わりになるんでしょうか。
必ず3年ごとにノートを見直し、10の夢がどこまで実現できたのか、次の3年間はどんな夢を叶えたいか、きちんと結果を出して次につなげようと書かれています。
ホンマにこの方法でうまくいくのかどうかはわかりませんが、ひとつだけ確かなのは、成功体験が一つでもあるとポジティブな流れに乗れるっていうことですね。
せめて、武富士、オリックス、JT、タスコ、トイザらス、ダヴィンチ、その他もろもろの保有株のうち、ひとつでも買ったときよりも上がっている銘柄を持っているという、大変珍しい成功体験があるとすれば、間違いなくもっと投資に関してはポジティブなスタンスをとることができ、うまく流れにのって儲けをだしていただろうと思います。せめて、ひとつでも。。。。