やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

台風一過

倒木の補修作業



翌日の朝、台風一過のハウステンボスは見事に晴れ渡り・・・とはならなかったものの、昨晩までの暴風雨が嘘だったかのような静かな朝を迎えた。

朝方、場内を散歩する。心配していた花の運河やダリア園は、台風による目立った被害はなさそうだったけれど、場内の木々に対しては思ったよりもあちらこちらにその傷跡を残していたのだった。

ホテルヨーロッパ前に止められたトラックから伸びたクレーンで、傾いた木を直しているのが目に付いた。トラックの荷台には、たくさんの木々が積み込まれている。恐らく、危険なために枝を切ったものや、道に折れて落ちていた枝であろう。
オレンジ広場の椅子は強風に飛ばされないように、何カ所かにまとめられて、ロープで縛ってあった。
カナルクルーザーの通過する運河横の階段には、大きな木の枝が折れて横たわっている・・・。
そしてビックリしたのは、年輪をあらわに剥き出して幹の途中からズバッと切られた太い木。おそらくこのハウステンボスの開園時からずっとこの場所で成長してきた木であろう。まさかの強風にあおられ、根こそぎ倒れてしまったこれらの木々は、二度と元には戻れない姿になってしまっていたのだった。(T.T)

1000年の街づくり。長い目で見れば、今回のようなことは何度もあることなのかも知れないが、昨日までそこにあった木。去年も一昨年もそこにあって、その場所で生きてきていた見慣れた木が突然なくなってしまうって、やっぱり悲しいことなのかも。