早速今日の宿泊場所であるたこ焼きハウスに入る。（注：たこ焼きハウスというのは、その姿形から僕が勝手に名付けた名前で、いわゆる阿蘇ファームランドにあったコテージの正式名称ではありません。悪しからず ＾＾；）
もう少し玄関口に工夫がしてあればいいのに・・と思えるほど、雨降り時の出入りには苦労する。
入り口部分の庇がほとんどないので、ドアをあける為に傘を閉じたとたんに雨に見舞われるといった具合だ。
玄関部分も狭い。
が、中に入ってみると外観からの想像以上に広々としている。なにも視界を遮るものがないままに、円形の部屋が広がっているためかもしれない。
部屋のドーム型になった中央部には、空が見えるように透明なガラス窓になっている。恐らく夜に星を眺めながら寝れるようにということだろうが、この雨降りではねぇ・・・。
部屋のあちこちに窓がついているのも特徴の一つであるが、その窓の方向が通路に面しているのもあって、カーテンを閉めていないと外から覗かれてしまうのも難点の一つかも。
また、天井がプラネタリウムのようにドーム型になっているため、声が反響しやすい。離れているはずなのに、とんでもない方向から跳ね返った声が耳元に届くことがあって、びっくりすることも度々あった。
ドームの材料は発泡スチロールのようだった。壁の一部が凹んでいるのを見つけ、そこから見えている素材はどうやら発砲スチロールっぽかったのである。また、壁を叩くと、ポンポンといういかにもスチロールのような音がしたことからも間違いはないだろう。
でもでも。
こんな空間でくつろぐのも面白いかもしれない。なんていったって、生まれて初めてなんだから。円形の部屋にドーム型の天井なんて・・・。
一休みしてから夕食までの間、阿蘇ファームランドの探検に出ることにした。
