やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

洞爺湖を見下ろすホテル

北海道2日目の立ち寄り地点は、洞爺湖

洞爺湖といえば、以前の北海道旅行の最中に、バブルの頃に建設されたホテルが洞爺湖を見下ろす山の頂上に見えたことを思い出す。そして、今日も改めてその姿を目にすることができたのである。

ホテルの名は、ザ・ウインザーホテル洞爺。このホテルは、まるで豪華客船を思わせる姿で山の頂に鎮座していたのである。その昔、バブル絶頂の頃に建設が進められ、北海道にある銀行の破綻によって、閉鎖を余儀なくされたホテル、ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの今の姿である。

洞爺湖畔に向かう道から見上げると、本当に立派な建物が見える。時間があれば、このホテルに寄ってみたかった、いやいつの日か一度は宿泊してみたいと思わせるホテルなのである。

http://www.windsor-hotels.co.jp/index.html

このホテルに魅せられている魅力はなんといっても、長崎県ハウステンボスにあるホテルヨーロッパに似た共通点がいくつかあることである。

まず、このホテルグループの代表取締役社長が窪山哲雄氏。そう、1991年に株式会社NHVホテルズインターナショナル(現ハウステンボス(株)ホテル事業部)代表取締役社長に就任。ハウステンボスオープンに際し5つのホテルを同時に立ち上げた人である。

このときホテルヨーロッパは、「客室売上効率から見たベスト100ホテル」において4年連続日本一を獲得、またホテルデンハーグやホテルアムステルダムなどの他のホテルもベスト10位内に入るという快挙を成し遂げた、僕にとっては伝説の人なのである。

この人が、ハウステンボスを去ったあとの1997年にホテル運営受託会社、株式会社ザ・ウィンザー・ホテルズインターナショナルを設立して代表取締役社長に就任。
2002年6月「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」を開業させたのです。


二つめは、このホテルは、北海道のホテルで初めてLHWに加盟していることである。LHWとは、The Leading Hotels of the World のことで、かつてホテルヨーロッパも加盟していた時代があり、正面玄関前のポールには燦然とメンバー旗がはためいていたものである。

そして三つめが、このホテルが日本のホスピタリティー精神と西洋の優れたホテル経営法で、国際第一級のリゾートホテルを目指しているという、ホテルヨーロッパが有していたと思われるポリシーを掲げていることだろう。


やっぱり、一度は宿泊してみる価値があるホテルなのかも・・・。