やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 ハウステンボス紀行5(10月)

秋の夜長コンサート


4時出航のシーカヤック体験から帰ってきたら、時刻は5時前。港に到着したとき、ちょうどヨットも一緒入港してきており、そのかっこよさに一度乗ってみたいと思ってしまったのである。折しもフェスティバルの最中ということで、このヨット体験も1000円でできるとのこと。早速明日の予約手続きを行うことにした。
また、今回のシーカヤック体験では双胴船デハールの船体下をくぐり抜けることができなかった為、次回来たときの楽しみに取っておくことにした。

5時半からの夕食の予約時間が迫ってきていたので、そのまま食事場所へ直行。およそ2時間にわたる食事を食べ終えたときには、まわりはすっかり日が暮れて真っ暗になっていた。

7時30分からの夜のイベントは、秋の夜長コンサート。港町でしっとりとしたエレクトーンの生演奏を鑑賞することができるのである。

オレンジ広場の階段に座り、司会者の紹介のあとさっそくエレクトーン演奏がはじまった。
曲目はどこかで聞いたことがあるような曲ばかり。木星(ジュピター)などのクラシック曲や涙そうそうに至るまで、幅広いジャンルからの選曲である。

ステージ上にエレクトーンが一台置かれ、その周りには花がアレンジされて置かれており、さらになぜかステーキハウス屋でよく見かける炎がでるスタンドまで立てられていたのにはビックリしてしまいました。

海上のはものすごく雰囲気はいいのだけど、海辺ということで風が冷たいのが誤算だった。夏にオレンジ広場の観客席に座っているのとは訳が違います。どんどんと体温が奪われていき、さらに、観客も徐々に席を立っていってしまうため、だんだんと風通りもよくなって、余計寒さを感じる結果になってしまったのです。
その寒さのなかで、唯一の救いだったのは、吹き抜ける風に乗ってときおり匂ってくる焼き肉の香り。近くのレストランから漂ってくるのでしょうか、このしっとりとしたコンサート会場には少々似つかわしくない香りなのですが、美味しそうな温かい焼き肉を想像していると少しは寒さが和らいできます。^^

この秋の夜長コンサートは10月23日までの予定で行われていますが、演奏者は何人かいるようで、日によって演奏者が変わるとのこと。
また、エレクトーン演奏といっても、今はコンピュータ化されていて予めフロッピーにデータが入っており、リズム伴奏や効果音、様々な楽器の音色など、とても一人で演奏しているのが信じられないほどの多様な音源にて演奏されることにビックリしてしまいます。

エレクトーンによる癒しの音楽、このハウステンボスのロケーションと非常にマッチしていて、とてもいい企画だと思いました。