やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 ハウステンボス紀行6(10月)

秋の夜長コンサートが終了した後、オレンジ広場ではエレクトーンの撤去作業が行われ、引き続いて新企画の「無月のサウダーヂ」が始まった。

この企画は、ハウステンボスの社員が個人的に所有しているレコードを、リクエストに応じてかけていただけるという今までにないような企画物である。
事前にインターネットでリクエスト予約を受けて付けており、事前に予約してからいくことも可能であるが、どういうジャンルの曲が適しているのかわかりにくいのが難点でもある。
また、当日のリクエストもOKだそうで、その場合は現地にあるレコードから選ぶことになるみたいだが、リクエストに応じられる曲目の一覧表などはないようである。

基本的にはレコード盤をかけているようで、過去にかかったリクエスト曲で僕が知っていたのは、サイモン&ガーファンクルやアバやカーペンターズといった70年から80年代の洋楽でした。

というわけで、事前にリクエストをしておいたのですが、実際にかかるかどうかは現地にいってみないとわからないのですが、行く日を予め書いておくことができるので、レコード盤さえあればリクエストに応じていただけそうです。

というわけで、この新企画に参加しようと思い、あの海をバックにしたオレンジ広場の雄大な景色にマッチするような曲調のを何曲かリストアップして、インターネットでリクエストしておきました。

一曲目、早くもリクエスト曲がかかった。

曲はイーグルスのホテルカリフォルニア。後方のホテルヨーロッパをはじめとして、左手にはホテルアムステルダム、右手にはホテルデンハーグがあるのにリクエスト曲はホテルカリフォルニアか!と突っ込まれるかと思ったが・・ ^^;

快調に曲が流れるかと思いきや・・・なんとレコードの持つ特性故、同じところを繰り返して演奏していて、一向に前に進まないのである。今はCDになってこういう現象が起きることはないのではないかと思われるが、レコード盤だとちょっとした傷が命取りになってしまうのである・・・。

秋の夜長コンサートが終わって、花火までの間の時間、そして花火終了後に少しの時間、この「無月のサウダーヂ」が行われているが、この日は秋というには寒すぎる天気だった。

花火までは観客もいたのだが、花火終了とともにザーと人の波が引いていって、オレンジ広場で聴いているのは僕一人だけに。
「無月のサウダーヂ」ならぬ、無人のサウダーヂになってしまっては大変と、頑張って聴いていたけど、もうちょっと厚着をしてくるべきだと後悔することしきり。
僕のリクエストした曲はその後も何曲かかかって非常に満足できたけれど、なんといっても寒いの一言につきました。

ホットチョコレートはいかがですか〜」と売り子さんがやってきて、鑑賞したまま温かい飲み物が手軽に買えるようだといいんだけどなぁと思った「無月のサウダーヂ」でした。