やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

 オーストラリア館でのオパールについて

yamato142005-05-10



夜になって、グローバルコモン6にあるオーストラリア館の外観が綺麗に光っているのに誘われ入館。ウェイティングルーム(?)からメインホールに案内される。

支柱の中央に立ったアテンダントがどうぞこちらへ・・・と案内するもんだから、支柱の間に立っていたが、どうやらこの支柱に映る映像を10分程度楽しむフロアのようだった。

ここを出るといよいよカモノハシの模型が登場する。
デカイ・・・。実にデカイのである。全体像がカメラに収まり切れない。^^;

子供や大人まで、ひっきりなしにこのカモノハシに座ったり、触ったりしてその感触を味わっていた。ちなみに、このカモノハシの上に登ろうとすると止められますので、ご注意を。



人気のカモノハシを出たところに、今回の宝石商の店舗が存在した。

「セキュリティの関係上、値段表示はしておりませんが、現在ゴールデンウィーク期間ということで全品2割引で販売しております。」と、呼び込みをしていた。

宝石はオパール。日本では、10月の誕生石として有名であるが、全然知識がないぼくには、その価値が全くわからなかった。

そんな僕に対し、販売員は親切にもオパールのことについて、どういう宝石なのかとかその種類についていろいろと説明してくれた。どうやらオパールという石は、そのほとんどがオーストラリアから産出される宝石らしいことがわかった。また、本当かどうかわからないが、ブラックオパールについては既に掘り尽くされており、これ以上市場に新しく出回ることがないので希少価値が高いとも言っていた。

ホワイトオパールは、非常に数も豊富なので値段は安いが、宝石という資産価値で買うのであればブラックオパールをお勧めしますと言ってきたので、そのブラックオパールについて詳しく説明してもらった。

オパールというと宝石の色のイメージとしては青という印象だったが、店内には実に様々な色の宝石があった。また、単色というのは少なく、様々な色が混ざり合ったものも多く、オパール=○色というのが当てはまらないような感じだった。

色による値段の違いもあるようで、一番高いのが赤、次に緑、一番安いのが青ということだった。その時に、ショーウィンドウケースの中の宝石を見せていただいたが、一番高い赤系の宝石の価格を見てびっくりしてしまった。
3950000円・・・・
高級車が買えてしまう値段である。
販売員曰く、車は年ごとに価値が減っていきますが、このブラックオパールというのは価値が年々上がっていく宝石ですと盛んに言っていた。なんでも、その希少価値から、今では1年に40%づつ値段が上がっていくとのこと。
緑のブラックオパールでも、100万円台。青になるとさすがに値段は落ちてくるが、それでも10万円台であった。色の違いによって30倍以上も価値の違いがでるとは・・・。

オーストラリアから直営店としてやってきて販売しており、日本には代理店がないことや、直営店なので市場価格の1/3程度であることや、本日まで2割引で販売していること、価値が年々あがっていくので資産価値が大いにあるということ等を口上として販売しているのをずっと聞いていたら、うさんくさくなってきたのでその場を離れた。^^;

毎年40%も価値があがるような宝石を売るなんてもったいない。僕なら、売らずに持っているけどな。そうすれば確実に資産が40%づつ増えるのだから。利息40%って、今の日本では考えられないくらいの高率なんだけどな〜。そんなすばらしい宝物を、市場価格の1/3というのに加えて、さらに2割も引いて販売してもらえるとは・・・。なかなか太っ腹の宝石商である。

良心的な店なのか、万博価格で売る店なのか、残念ながら宝石に関してはずぶの素人なのでその価値を知るよしもなく判断することもできないが、オパールを買いたいと思っている人にとっては、面白い店なのかも知れない。



公式入場者数:92,785人(5月10日22:00 最終) / 総入場者数3,676,932人