やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

企業パビリオンについて(2)


愛・地球博愛知万博)開幕まであと10日。

9つある企業パビリオンについて、ガイドブックに載っている情報のみをたよりに評価してみました。今日は、その2回目。あくまで個人的な感想なので、全部鵜呑みにしないでください。

三菱未来館@earth もしも月がなかったら

このところ、不祥事続きで信用も失墜している三菱自動車のことが非常に気になる三菱グループであるが、今回のパビリオンへの協力会社に三菱自動車もあるのだろうか・・・。
赤字続きなので、多分無いだろうな。それに、今回は同業者であるトヨタが仕切っているので、出展しづらいのではないだろうか。そういえば、日産や本田、マツダといったメーカーの出展がみられないな。少なくとも、三重県に工場を持っているホンダが独自のパビリオンを出してもよかったのでは?でも、過去にホンダがパビリオンを出したっていうのも聞かないな。

さて、博覧会出展の常連組であるこの三菱グループ。今回もやってくれました。パビリオンの名称は昔と変わらず三菱未来館。今回はこれに@earth もしも月がなかったら というサブタイトルのようなのがついている。@がつくところが、情報時代を感じさせる。
そして中身もやはり映像シアター型パビリオンである。

月の無い地球の姿をIFXシアターで楽しめるようになっています。映像の内容にちょっと現実味がないので、我慢できる待ち時間は30分が限度。期待度は、5段階中3かな。本来であれば三菱未来館は入場してビックリというのが多かったので、期待度は4くらいなんだけど。。。。


トヨタグループ館

今回の万博ではもっとも注目を浴びるであろうパビリオン。なぜか。それは博覧会協会会長がこのトヨタ出身の役員が努めていることからわかるように、この愛知万博に力を入れている企業がこのトヨタだからである。
前売り入場券が800万枚売れているが、そのうち100万枚以上をこのトヨタが売っているらしい。会期中は全国のトヨタ系列ディーラーのオーナーを招待するインセンティブツアーを実施するとか、船を貸しきってパーティーをするとか、なかなか派手な活動を行うようである。当然、招待客はこのトヨタグループ館に入場させるだろうから、事前に入場予約を行って、席を確保する必要がある。また、トヨタ本社のある豊田市に隣接した会場(一部は豊田市らしいが・・・)というロケーションなので、当然関連企業や従業員が大挙して押し寄せてくるに違いない。ゆえに、インターネットによる事前予約では、常にトヨタグループ館がトップで埋まっていくのだろうと想像する。

内容は、ロボットのショーを見るだけ。ロボットといっても楽器を演奏するロボットや、人を乗せて動く乗用車のようなものもあるので、見ていて楽しいかと思う。
有名な音楽を演奏し、華やかなショーを繰り広げることで、かなり魅力的なものになるに違いない。ディズニーシーのリトルマーメイドのショーのように、クライマックスが華やかで終わった後に心地よい気持ちにさせるような演出を期待してます。

ここは、完全予約制なので、待ち時間は原則ないはずです。まぁ、チケットをもらうために並ぶのに我慢できるのが20分。パビリオンの期待度は4ですね。



日立グループ

入場券に入っているICチップはこの日立製とか。
それだけに、ICチップを館内でどう活用しているのか気になるパビリオンである。

この日立グループ館、建物も特徴ある建物で、切り立った崖から水が流れ落ちているつくりになってます。
展示内容は、絶滅の危機に瀕している希少動物たちをテーマに、その情報を収集したり、最新の映像技術を用いてコミュニケーションを楽しんだりできます。
希少動物たちの勉強もできるため、ちょっとしたバーチャル動物園なのかも知れません。

ここで一番期待しているのが、自宅のパソコンで育てた希少動物に、このパビリオンで出会えるという仕組みです。これは、あらかじめ日立のサイトからプログラムをダウンロードして、亀、アザラシ、イルカの中から好きなのをひとつだけ選び、パソコンで飼育することができます。飼育するのはそれほど難しいものではなく、簡単に誰でもできるようになっています。そして、自分が万博に行くときに、この飼育飼育プログラムの中にある「万博に行く」というボタンを押すと、なんらかのメッセージを残してパソコンから消えるらしいのです。当日、会場でそのメッセージを入力すると、自分が育てていた動物に再び会えるという仕組みになっているらしいです。
まぁ、実際どういうのになるのかわかりませんが、面白い取り組みだと思います。しっかりと愛着をもって飼育しておれば、再びあえたときの感激も大きいかと思いますが、放置してあるような飼育方法だったら、全然感動しないかも^^;

あと、メインショーで撮影された写真を画像データとして自宅のパソコンでダウンロードできる仕組みもあるようです。

とにかく、当日会場だけでなく、自宅に帰ってからでもパソコンとインターネット環境さえあればいろいろと楽しめる仕掛けづくりがすごいですね。

ということで、ここは事前予約取りました。期待度はもちろん、5段階中5です。日立さん、期待を裏切らないでください!!