やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

敗軍の将、自分を語る

ラブアピアのモニュメント


ランガダイク決戦に敗れ去ってから、3日たちました。

思い返せばあの2連戦、もしかしたら勝てたかもしれないという気持ちでいっぱいなんですが、じゃあどうして連敗を喫することになったのか、少し振り返って自分を語ってみたいと思います。

まぁ、いわゆる自分の性格というか、性分というか、そういうのから来ているのかも知れませんが、『常にベスト』でなければ気が済まない・・・という思いがあります。

例えば、自分の買いたい製品。できる限りいい物を買います。衣料日用品ではなく、いわゆる趣味の世界の製品に限ります。持っていても、持っていなくても生活には支障がないのに、多機能で贅沢なものを買ってしまう・・。あとで、後悔したくないから、手が届く範囲で頑張ってしまうってやつですね。

もう一つ、ハウステンボスで花火をみるとき、なぜか一番綺麗に見える場所でみたいという思いがあります。常にベストの状態・・・ってやつですね。何十回とみてるんだから、場所をいろいろと変えればいいものの、ベストの場所でみないと損をした気分になるから、大抵いつもオレンジ広場なんですよね。

今回のオークション。ベストな金額で落札しようという考えがあります。日曜日は、それが29000円ということで、自分の中ではベストな金額でした。

月曜日、少なくとも日曜日のベストの金額以上は考えられませんでしたから、やはり29000円という金額がベストだと。最初はそう思っていました。

しかし、場の雰囲気がそれを崩していったんですね。29000円より安く買えるかも知れない、と一度でも思ってしまうと、もう自分の中では29000円はベストの金額じゃなくなってしまうんです。この金額で落札しようとすると、自分を納得させる何かが必要です。

でも、残念ながら納得させる何かという決定打がなかったんですね。それ以上に、もっと価格が下がっても、落札できるだろうという気持ちのほうがあったから。

じゃあ 28000円で?となるでしょうが、ライバルがいないとベストの金額が26000円だと思ってしまったので、28000円では損するっていう思いのほうが強くなってしまったんです。

こうなると、このオークションで勝つには、誰も買い手がいない状態でなければ無理でしょう ^^; 

かくして、この2日間のランガダイク決戦、見事に敗れ去ってしまったわけですね。

「常にベスト」こだわりをもって今まで生きてきてますので、なかなか捨てることができません。もし、ベストじゃなくても平静でいられる自分があるとすれば、また違った人生を送ることができるのでしょうが・・・・。

歴史に「もしもあの時」というのはよく言われることですが、もしもあの時、ベストの金額にこだわらない自分がいたら・・・・・、ホテルヨーロッパのラグジュアリーツインの部屋でくつろいでいる自分がいたことでしょう(笑)

で、リベンジがあるのか? という問い合わせですが、

負ける戦はもうやらないでしょうとだけ答えて、筆を置きます。