やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

ランガダイク決戦(その2)

日が変わって、月曜日。

さて、今日こそは念願のラグジュアリーツインの部屋を競り落とすぞ!っと意気込んで、ランガダイク入りします。

昨日とはうってかわって、ちらほらと空席が目立ちます。また、競り流れも多く、どうやら財布の紐は堅そうです。

もし、ライバルがいなかったらどういう競りになるかって?

値段が段々と下がっていきますね。だれもボタンを押しません。当然ですよね。自分しか買いたい人がいないんですから。

じゃあ、タダになるの?

残念ながら違います。限界の価格が設定されていて、その価格以下には下がりません。つまり、だれもボタンを押さなければ競り流れになってしまいます。

一番安く商品を手にいれるには、この競り流れになる直前の価格で購入することです。とはいうものの、誰もライバルがいなかった場合ですよ。そのライバルが自分よりも早くボタンを押してしまえば、商品を買う権利がなくなってしまうわけですからね。

で、椅子に着席し、ただひたすら目的の表品が競りにかかるのを待ちます。


他人にボタンに手をかけているのを悟られないために、向かって左端の席をキープします。(いわゆる、作戦のひとつですね。)

ふと、後ろを見ると、ハウステンボスのスタッフの方が、カメラを構えて見ています。う〜〜ん、どうやら今日の競りの様子をレポートするみたいですね。

http://www.huistenbosch.co.jp/event/staff/ph/06/28.html

やっぱりレポートされてましたね・・・・。
ぼくは写ってませんけど。(笑)

さて、ひたすら待つこと20分。ようやく商品が出品されました。ここからが勝負です。

この商品を落札するために、はるばる来たわけなので、どうしても今日、持って帰らなければ来た意味が無くなってしまいます。かといって、昨日よりも高い金額で落札しようとは思っていません。あくまで、自分の希望価格まで下がるのを待って落札するつもりです。

幸いにも、今日のお客さんの紐は固そうです。けっこう値段が下がるでしょう・・・。そう思いながら、臨みました。

「オークションスタート!!」

61000円を示す「61」を指していた針が、動きだします。

「58」「57」「56」・・・・

このあたりは余裕です。参加される方も心得ているようで、もっともっと下がるのを待ってます。

ふと後ろをみると、さっきのハウステンボスのスタッフがカメラを構えて見てます。
「やっぱり、この商品の様子を撮ってる・・・」

緊張感が走ります。落札したところを記事にされちゃったらどうしよう。。。。顔は載せずに、ガッツポーズだけ撮ってもらおうかな・・なんて考えている間に針がどんどん進んでいきます。

「ドキドキドキ・・・」

こそっと、周りの人の様子を確認します。

ボタンに手をかけている人の数、表情、態度、会話・・・・
自分に有利な金額を導くために、あらゆる情報を集め、分析します。いわゆる、情報戦ですね。

この時点で、席を立つ人もちらほらいて、皆さんあまり興味がなさそうです。

しめた!

ライバル不在か??

掲示板で参戦を表明していたtoroさんらしき人を一生懸命探します。目星をつけた若いカップル。この人かな??
でも、オークション途中で子供が泣き出して、席を立たれてしまいました。違ったのか。。。だとすると、だれもボタンを押さないのじゃないのか?

ニヤリ。事前の情報で、だいたいこれくらいの価格で皆さんが落札しているということと、これ以上は下がらないという限界価格を知っていたものなので、高値掴みと競り流れという憂き目には逢わなくて済むなと思っていたものの、予想以上に有利な展開になってきました。

「44」「43」・・・・「40」。

キリのいい数字でしたがランプが点かず、競りは続けられています。

このあと、ランガダイク決戦(その3)に続きます。

結果はどうなったのか早く知りたい方、期待させちゃってごめんなさい。今月末までこの競りは行われますので、落札金額等を書くとちょっとマズイかな・・・って思いましたので、結果は30日の最終競りが終わってからにしますね!