やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

元への両替

中国に旅行する際に、円から元に両替するのはどこがいいのだろうか。

今回の旅行でいろいろと試してみた。

まず、一番オーソドックスな空港換金。
三菱UFJ銀行のレートを使うと1万円で667.1元への両替となる。

日本を出国して、空港内にある別の銀行のレートでもほぼ同じ。668.4元であった。

中国に到着して、中国の空港での両替は手数料がかかるのでパス。
おそらく、680元前後になるだろうと思われる。

宿泊するホテルのフロントでの交換はどうだろう。
待ち時間はかなり少ないし、カタコトの英語で話が通じるので楽だ。
今回は、ホテルでは715.0元になった。
どうやらホテルでは、1元以下の単位のお金は切り捨てられるようだ。

次に街中の銀行はどうだろう。
730.1元まで上がった。

でも、待ち時間長い。カウンターの順番待ちカードをとってから、30分くらいかかったかな。
カウンターは透明なアクリル板でこちらと向こうが遮断されているので、お金のやりとりや、パスポートの閲覧は、カウンター台に設けられた両方に通じるトンネルみたいなのを介して行うことになる。

その銀行に備え付けられたATMを使ってキャッシュカードで現金を下ろしてみるのはどうだろう。
今回はインターナショナルカードとしても使用できる新生銀行のキャッシュカードを使って自分の円口座から元に換算して下ろしてみた。

ATMのメッセージが意味不明で分かりにくいが、慣れれば簡単。手続きも不要。キャッシュカードと暗証番号とATMの利用方法がわかっていたら所要時間は短い。
このATMとキャッシュカードの組み合わせで、722.7元。
銀行両替よりもちょっとレートが悪い。
実は、このレートが一番安価になるのではないかと思っていただけに、意外だった。

でも、手軽さはこれまでの中ではピカイチ。一度の引き下ろし額も2500元までOK。今回は500元を下ろしてみた。
なお、ここでは元が単位なので、日本円で1万円分とかいう引き下ろしはできない。500元とか1000元とかいう引き下ろし額になる。

そして今回の旅行で分かったことだが、大手銀行で両替する人が並んでいるカウンターの隣で、ダフ屋が両替商を営んでいたことだ。
両替したそうな人を見つけるとそばに寄って行って、巧みに銀行の端末機を操作して、現在のレートが730元程度であることを確認させ、こっちで両替すれば740元出すよというようなことを電卓を使って示してくるのである。
多分、1万円出せば、その場で740元もらえると思う。再度円に戻すつもりがないのであれば、両替した証拠の紙は不要なのかもしれないが、正規の両替じゃないから危なさそうである。
1枚でも偽札が入っていたらアウトだな。

ということで、時間がたっぷりあって、銀行で待ち時間ができても構わない人は、銀行で両替するのが一番レートがよさそうである。

手軽にというのであれば、新生銀行による小額引き出しもいいかも。

ハイリスクだが、ダフ屋から買うというのはどうだろうw
ちなみに、ダフ屋がどうして市中の為替レートより有利な額で両替できるのか不思議で仕方無かったので、聞いてみた。
ある人の話によると、中国では為替レートが2種類あって、通常銀行が外国人相手に使うレート以外に、裏のレートがあって、ダフ屋はそちらを使っているとのことだった。さすが中国である。裏のレートがあるとは。


次に番外編。

ここまで現金化を前提に書いてきたが、クレジットカードの使用という方法もある。

商品を現金で買わずにクレジットで買うのである。

今回はVISAを利用。クレジットを使うのに抵抗がある人にはお勧めできないけれど、レートは一番良かったのである。

1万円で740.7元のレートだ。

有名な観光地の入場料、レストランの食事、本屋、百貨店、スーパー等々、クレジットカードを利用できる店はたくさんあったので、カードが使えないときだけ現金を支払うようにすれば、レート的には一番お得に中国旅行ができるような感じでした。

次回からはクレジットカードを多様することにしよう。

なお、為替レートは常々変動しているため、ここに書いてある数値は同一条件下での算出ではありません。