ビーチを波打ち際に沿って歩く。
残念ながらオカヤドカリの姿は確認できず。だけど、砂浜にミニカーのタイヤの跡のような模様がついているので、間違いなく生息しているはずだ。
ときおり波打ち際から離れて、岩場の茂みの中を覗いてみる。やはり冬ということなのか、それともまだ明るいからなのか、ヤドカリの姿は見えなかった。夕暮れ時にうっそうと覆い茂っている木々の根元を見ていると、蛇が出てきそうでちょっと怖い。
ビーチを離れ、集落の道に出た。以前と何も変わっていない風景だ。
いや何も変わっていないはずはないのだが、僕の記憶の中にある風景と、今の風景とは何ら変わりはないということだ。
以前来たときに立ち寄った地元の土産を売っている店の前に来た。ここの店はなんとＥＤＹカードが使えるのである。前回は、このＥＤＹが使えるというのが決め手になってここの店で買い物をして帰ったのである。あいにく本日はもう閉店しているようだが、今回の旅行でもこの店で土産物を買っていこうと思った。
間もなく、夕食の時間だ。
夕食はビッフェ形式ということだったので、食事の開始時間に着席できるように帰るつもりだ。そうすれば食事を取る際に混雑に巻き込まれずにすむし、何よりも品切れ状態になっていなくて好きなだけ取れるからだ。 ＾＾
そういうわけで、急いで食事場所となっている指定レストランに入った。お客さんは誰ひとりとしていなかった。しばらくの間、本日のビッフェ料理の内容を見ていたが、未だに誰もやってこない。いささか拍子抜けとなったが、落ち付いて食事ができるから、これでよしとしよう。
料理の内容は、まあ、こんなものかな。もずくと刺身があったのは嬉しかった。自分が食べられそうなおかずを少しずつ皿に盛りながら進んだ。一流ホテルのディナービッフェのようにたくさんの種類の料理が並んでいるわけではないので、皿の上にたくさん隙間が残ったまま着席するはめに。
それでも料理そのものは美味しくいただけたし、味噌汁の味もよかった。なかでも好物の刺身が美味しかったので、もう一回取りに行ったくらいだ。また、沖縄料理に必ずといっていいほど出てくるゴーヤは今回は残念ながらなかったが、同じ沖縄料理の島豆腐はちゃんとあったのだ。
聞くところによると、毎日料理の内容は変わるとのこと。
明日も楽しみだ。
