やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

東京タワーの楽しみ方

東京タワー



東京タワーって、展望台からの眺望を楽しむだけかと思っていたら、それだけじゃないことがわかった。

タワーの下にフットタウンという名前で、いろいろと遊びのスポットがあったのだ。
まず、屋上は小さい子供向けの遊園地、4階にはとうけいプラザと感どうする経済館が入場無料の施設として存在する。

感どうする経済館は、入り口にリュックサックが置かれており、何千万円分の札束と同じ重さのリュックサックなどがあった。実際、これを背負うとその金額の重量が体感できるわけだが、国民一世帯あたりの借金額と同じ重さのリュックサックを背負ってその重さを実感してほしいって言われてもなぁ・・・。自分がお金を借りて豪遊したわけではないのに、いつの間にかこんなにも重たい借金を背負っていることになっているとは。トホホ・・・

あと面白かったのが、1万円の価値。国によって、1万円で購入できるものとか、1万円得るのに働く時間というのが全く異なっていて、そのギャップの大きさを見て実感できるのが面白かった。

他にも、経済について知ることができるいろいろなゲームや情報があったが、でも、よくよく考えてみるとこの感どうする経済館は政府の内閣府が作ったもので、ところどころに国の借金はこれだけあるんだよ〜〜とか、こういう構造改革をすればこうなるんだよ〜とかいった、さりげなく見学者の脳内に情報をインプットしようという企みが随所に見られたような気になったのは僕だけだろうか。

「感動する経済」じゃなくて「感どうする経済」というネーミングも怪しいな。
国民に「どうする!?経済」って問いかけているような感じがする。

その他フットタウンには、トリックアートギャラリー、蝋人形館、ギネスワールドレコードミュージアム、東京タワー水族館といった有料施設もあり、東京タワーに上らなくても楽しめるようになっているのだ。

ちょっと東京タワーでゆっくりしすぎたようだ。
あわててホテルに帰り駐車場から車を出し家路についたのだが、夕方の首都高の渋滞に巻き込まれてしまった・・。