室堂を出発するまでの自由時間で、雪の大谷を散策してきた。
標高2390メートルの地点にある雪の大谷。道路の脇にできた雪の壁は、5月21日現在でその高さが16メートル。この日の気温は6度。こんな時期にまだ16メートルもの積雪が見られるなんて・・・。
積もった雪をどけて開通している道路は2車線あるのだが、そのうちの1車線を遊歩道にしていて、自由に歩くことができる。もちろん、雪の壁にも触ることは可能なのである。
時折通過するバスの屋根よりもはるかに高く積もっている雪。触ってみると、固い。どちらかといえば、シャーベットが押し固められたような感じだ。
この立山で雪の壁を見あげながら歩くのは初めての経験だ。この季節にきて良かった・・・。
そういえば、立山で一番人気があるのが、秋。紅葉がものすごく綺麗らしい。そして、夏。一番人気がなかったのが春。それが雪の大谷が体験できる春にも、だんだんと観光客が訪れるようになってきたとのこと。
僕は、春と夏の経験はあるけど、まだ秋がない。
ハイシーズンの混雑する立山で秋を体験するのも いいかも・・・。