やまとの少しニッチな日記

徒然なるままに~自分の体験談を中心に、思ったことを綴っています。

内覧会レポート(その2)

>先頭グループの集団の一員としてサツキとメイの家に向かった。

無事、先頭集団で入場を終えたものにはわからないが、その後あの入場ゲートはどんな様子だったのだろうか・・・。

会場内で人がこんな話しをしているのを聞いた。
「あの、金属探知機やばいよな、結構鳴るし」
「でも、鳴っててもそのまま突っ切っている人いたよ」
「無理もないよな。後ろからどんどんと人が来ているんだから」
「鳴っても無視して通ることできるんなら、意味ないじゃん。やめときゃいいのに」

とまぁ、こんな感じで話をしていた。真偽のほどはともかく、感度がよいため鳴ることが多いらしい。空港の手荷物検査場は厳しく、鳴ったあと逃げようとするとおそらく捕まってしまうだろう。そのため、本当に手荷物検査場では時間がかかってしまう。前に20人も並んでいると、いらいらしてしまうのである。

同様に万博会場で1時間に平均2万人押し寄せると仮定すると、探知機が50台設置してあったとしても、1分に6人以上通過させないとパンクしてしまうのである。ポケットの中身を出し入れしてたら、厳しい数値であることは確かである。本番までにはなんとか対策をしてくるものだろうと思われる。

そうそう、弁当やペットボトルの持ち込みは禁止。水筒はOKなので、現地でお茶を買うのが嫌な人は、水筒を利用すればいい。ちなみに、入場ゲートの外側に自動販売機があって、そこでペットボトル容器の飲料水が売っていた。多分そこで買っても、持ったまま入場ゲートはくぐれないので、その場で飲むしか方法はないのだろう。これも、入場してみて初めて気づいたのであるが、ゴミ箱の分別にペットボトルというのがあった。それに会場内でペットボトルを持っている人が結構いたのである。あれれ?どうして??なんのことはない、コンビニや自動販売機でペットボトルの飲料水が売られているのである。用は、外からペットボトル容器の持込が禁止されているのであって、場内でのペットボトルが禁止されているわけではなかったのである。ちなみに、自動販売機の飲料水は150円、コンビニは147円。特に博覧会価格というものでもない。会場内で飲料水を買うのもひとつの方法であろう。ただし、真夏などは商品補充が間に合わず、よく冷えていない場合があるので注意する必要があるだろう。

さて、話をサツキとメイの家に戻そう。

先頭集団で走りながら現地を目指した。ほかの人も場所を知らないようで、走っているこの道があっているかどうか、結構半信半疑なところがある。事前に地図でルートを覚えてきた僕でさえ、初めての会場ゆえ不安になってくる。途中、先頭に立ったりしたが、ようやくこの先がゴールだと思ったときには、もうへとへと。かなりこたえる道のりである。最後の坂道ではもう息が切れて後ろから来た人に抜かされてしまった。なんかマラソンをしているような感じであった。

息も絶え絶えになってようやくたどりついたら、なんと既に前には十数人が並んでいるではないですか。最寄のゲートで最短ルートを通ってきた僕たちからすると???。息も切らしていないし、あんた達どうやって来たの?っていう感じである。まぁ、おそらくプレス関係者とか協会関係者の縁故者であろう。何ていったって、超人気パビリオンなんだから、他人がなんと言おうが、そういうやり方でもしないと見れないのであろう。

サツキとメイの家では、今日は900名の予定だそうだ。10時から9回×100名。最初の回は整理券はなし。このあと、12時と14時に分けて整理券を配るとのこと。

幸いにも、先頭から21番目であり、1回目のAグループに入ることができた。
1時間単位で100名の枠であるが、これをまず50名ずつの2つのグループに分ける。
最初のグループが30分間の見学時間を終えたら、次のグループが30分間見ることができるようになっている。同じ行くなら、最初のグループに入ったほうが時間の効率がいい。

さて、無事先着50名の中に入ったが、さらにこれが25名づつのA班とB班に分かれる。この2グループが交互に家を見学するわけなので、1時間の枠がとってあるが、実際のサツキとメイの家の中に入って見学できる時間はたったの10分程度である。つまり受付場所を出て、注意事項を受けて現地に行く。現地では2班に分かれて外と家の中をそれぞれ10分程度見学する。そして、もとの場所に戻ってくるという感じでなのである。

10分という時間。長く感じるか短く感じるか・・・。

サツキとメイの家、結構中身は凝ってますね。引き出しの中、その当時の引き出しをそのまま持ってきたんじゃないかと思うくらいいろんな古い物が入っています。便所はもちろん和式のどっぽん便器。トイレットペーパーじゃなく、灰色のちり紙が置いてあります。お風呂は五右衛門風呂。大人の方は風呂の中に入るのは禁止だそうです。台所の食器棚にも古いものがいっぱい入ってました。とにかく、いろんな物を見ることができます。あ、タンス開けるの忘れてた。。。サツキの下着、見たかったのに ^^; とまぁ、あっという間の10分でした。まだまだ見足りなかったですね。それに、家の中での写真撮影やビデオ撮影は禁止されていますので、目で見てくるしか方法はないです。

このあと、家の外からの見学になります。家の床下にどんぐりが落っこちています。あと、軒下から屋根にかけて3つの隠しキャラクターというかちょっとしたしかけがあるんだってさ。3つ共知ってるけど、秘密にしておくね。この件に関しては現地でお楽しみください。

さて、残念ながら入場予約券が取れなかった方のために、家を見学できるコースを設けたと記事になってましたが、この内覧会も同様にそのコースがありました。はっきりいって、家に近づけることはできないです。外から撮影できるといっても、入り口の門からまだまだ離れた場所からしか見ることができません。おそらく、門に書いてある「草壁」という表札も見えないのではないでしょうか。また、コースは一方通行になっているため、この家を見に行くと、日本庭園の中を通って帰ってくるコースになるため、かなり歩くことになりますのでご注意を。それでも、見ないより見たほうがいいという方が多いんでしょうね。この日も、見学コースにたくさんの人が来てました。

あと、サツキとメイの家の見学者には、万博開催期間中毎日、昭和30年の読売新聞の復刻版がもらえるとのこと。今日の内覧会でも、「昭和30年の本日の日付の復刻版ですー」っていいながら配ってましたが、新聞の日付をみると3月25日でした。嘘つき!!

一通り、見学を終えて戻ってみると10時半を少しまわった時刻。このとき、既に入場整理券配布待ちの人は1日の予定数を越えており、最後部では並んでも見れない可能性があることを盛んに言っていました。

入場整理券の次回配布時間は、12時と14時。今はまだ10時40分。あなた達、他のパビリオンを見ずに、本当に14時まで待つの?っていう感じです。まあ、こうなることは事前に予想できたので、開門ダッシュしたんですけどね。。。

(※新聞によると、12時と14時に配布する予定だった整理券は、ずっと並んで待っている人が多かったために、11時に1日分すべての整理券を配布したそうです。14時まで待つつもりだった人にとっては、良かったでしょうね)